星野リゾートで過ごす、春の旅、夏の旅。
【6月編】
涼を求めて! 初夏の旅は清冽な水でリフレッシュ。
みずみずしい渓流の風景や、涼しげな川のせせらぎ、雨天ならではのアクティビティ……。初夏の旅は、清涼感を求めて水辺のデスティネーションへ。水に癒やされる週末旅で心と体のビューティ・アップを図ろう。

大樹の幹から岩石、せせらぎの転石にまで生息する奥入瀬の苔が、豊かな生態系をもたらす。「日本の貴重なコケの森」に選定されるなど、有数の苔の生息地として注目を集めるエリアだ。

夏限定で楽しめる「渓流テラス朝食」。メインディッシュは、とろりとした卵の黄身に酸味の利いたオランデーズソースが絶妙に絡み合う「奥入瀬エッグベディクト」だ。(期間:6月1日〜9月30日、1泊2食付料金+¥2,160)

もふもふとした苔の質感をリネン類で再現、アメニティも苔色で統一したという「苔ルーム」が新たに誕生。苔さんぽの後は苔色のインテリアで癒されて。

ラウンジ「森の神話」では、みずみずしい苔色をしたオリジナルの「苔カクテル」をいただく。

高さ8.5m、岡本太郎作の巨大暖炉がひときわ目を引くラウンジ、「森の神話」。

「九重の瀧」を望む「八重九重の湯」はほんのり白濁した優しい泉質が自慢。野鳥のさえずりや滝の水音に包まれて、心身ともにリラックスして。

4月にオープンしたばかりの西洋膳処「奥入瀬」は、日本人が慣れ親しんだ昔ながらの洋食を会席仕立てで提供するダイニング。青森の工芸品がノスタルジックなムードを醸し出す。







星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
せせらぎの音に包まれて、神秘的な苔の世界を散策する。
日本屈指の景勝地として知られる青森県の奥入瀬渓流。約1万5千年の歳月が育んだ深い森や豊かな水の流れが織りなす景観は、岡本太郎や大町桂月など多くのアーティストらに愛されてきた。「一年で最も美しい」といわれる恵みの雨の季節を前にして、渓流のほとりに立つ「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」にも魅力的な滞在プログラムが登場している。
この時期のおすすめは、苔(コケ)尽くしの滞在が楽しめる「苔ガールステイ」プランだ。ネイチャーガイドと一緒に雲井の滝周辺の苔の世界を観察する「苔さんぽ」やオリジナルの苔玉を作るワークショップなど奥入瀬の自然に親しめるプログラムのほか、苔をイメージした「苔ルーム」でのステイ、オリジナルの「苔アイス」や「苔カクテル」でのおもてなしなど、ユニークなコンテンツが目白押し。雨の日には雨天限定のプログラム、「雨さんぽ」も用意されており、水滴をまとってみずみずしく輝く緑の谷をのんびりと散策することができる。
名瀑「九重の瀧」を間近に望む露天風呂で湯浴みを楽しんだり、せせらぎをBGMに渓流沿いのテラスで優雅な朝食をいただいたり。この時季ならではの自然美の醍醐味を、奥入瀬のステイで味わってみて。
「苔ガールステイ」
●期間:2016年6月1日〜2016年 8月31日 ※除外日:月
●料金:1泊2日¥39,070〜(2名1室利用時、税・サービス料込)
●予約:3日前まで
●定員:1日1組限定
●含まれるもの
・苔ルーム
・湧水珈琲
・苔さんぽ
・苔玉づくり
・苔カクテル
・苔玉アイス
・苔色アメニティ
・苔散策グッズの貸し出し
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231
Tel.︎0570-073-022(星野リゾート予約センター)
www.oirase-keiryuu.jp
アクセス:JR八戸駅、新青森駅、青森空港から無料送迎バスあり。(要予約)
texte:RYOKO KURAISHI