キャメロン・ディアス、女優引退後の新生活を語る。

Culture 2022.03.10

ここ数年、表舞台から遠ざかっている49歳のキャメロン・ディアスが、シンプルで新しいスキンケアの習慣を明かした。

2016年6月10日、カリフォルニア州ウッドランドヒルズで開かれた健康とフィットネスのためのMPTFセレブレーションに出席したキャメロン・ディアス。photography: Tibrina Hobson/Getty Images

キャメロン・ディアスが映画女優としてのキャリアに終止符を打ってから、もうすぐ10年が経とうとしている。引退作となった映画『アニー』から8年、キャメロンはポッドキャスト「ルール・ブレイカーズ」のインタビューで、レッドカーペットを離れた後の新生活について語った。アメリカ人司会者のミシェル・ヴィサージュのインタビューで、キャメロンは現在のミニマルな美容習慣を明かし、外見を気にしなくなったと認めた。

「気にしない。日頃、まったく考えもしないし、最後に考えることは、自分の外見について。文字通り何もしない。顔も洗ってないわ」とキャメロン・ディアスは告白し、冗談交じりにこう付け加えた。「この8年はまるで野生動物みたいな気分だった。私は野獣！月に2回くらいは、『あ、これつけたほうがいいかな。1回で効くんでしょ？』と思うことはあるけど。それでいいかって？いまは単にそういう立場ではないし、そこにエネルギーを注いでいるわけでもないわ」と打ち明けた。

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鏡に映る姿は“毒”

司会者が、どうやってこれらの呪縛から逃れることができたのかを尋ねると、キャメロンは「鏡を見るのをやめたから。写真やセルフィーをやめたから」と答えた。映画の撮影現場で絶えずヘアメイクを施されていた女優にとっては、とても良い変化だったようだ。「女優として、おそらく1日7時間は鏡の前に座り、化粧直しをしていた（...）それは、毒にしかならなかった」

キャメロン・ディアスは、スポットライトから離れた瞬間、その執着に別れを告げた。「『なぜ、私はここに座って、自分自身に対してひどいことをしているんだろう』と思った。私の身体は丈夫で、ちゃんと機能している。なのになぜ、私は自分自身を卑下しているのだろう？これまで私を支えてくれた身体に、どうしてこんなにひどいことをしているんだろう？ってね」と、彼女は続けた。

この思いから、キャメロン・ディアスは年齢を重ねることを受け入れ、感謝するようになったという。「私は今年50歳になる。とても楽しみよ！」と熱っぽく語る彼女。ジェイミー・リー・カーティスやジェニファー・ガーナーと同様、歳を重ねることを楽しんでいるようだ。

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