【毎日更新】カーラ・ブルーニ、困難はねのけ堂々登場！ 4日目のカンヌ大階段。

Culture 2023.05.20

4日目の大階段。5月19日、『The Zone of Interest』（原題）上映会のレッドカーペットに名だたるゲストが続々と登場した。その中には、カーラ・ブルーニ＝サルコジの姿もあった。

セリーヌのドレス、ショパールのジュエリーで登場したカーラ・ブルーニ。（カンヌ、2023年5月19日） photography: Getty Images

5月19日、カーラ・ブルーニ＝サルコジがパレ・デ・フェスティバルの大階段に登場し、人々を驚かせた。2日前の17日には、汚職などの罪で有罪判決を受けた夫のニコラ・サルコジが上訴審でも一審同様禁錮3年の実刑判決を言い渡されたばかりだったが（弁護団は上告する考えを示している）、そんな困難をはねのけ、クロワゼットに堂々と登場した。

この日、コンペティション部門に出品されたジョナサン・グレイザー監督（『アンダー・ザ・スキン種の捕食』）の長編映画『The Zone of Interest』（原題）を鑑賞しに訪れたカーラ・ブルーニは、セリーヌのトレーン付きのショートドレスを纏い、ショパールのジュエリーを身につけて輝きを放った。元モデルでもある彼女は、カメラマンの前で余裕の表情でポーズを取り、その才能を見せつけた。

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光の衣装

マーティン・エイミスの同名小説を映画化した本作は、アウシュビッツ強制収容所の所長ルドルフ・ヘスが、収容所の隣にある家で、妻とともに、家族のための夢の生活を築こうとする物語だ。上映会には、ハリウッドセレブたちも続々と来場した。『The New Boy』に出演するケイト・ブランシェットは監督のワーウィック・ソーントンとともに現れた。18時30分頃にはナタリー・ポートマンが到着。カーラ・ブルーニ＝サルコジと同様、光沢感のあるドレスを纏っていた。キアラ・マストロヤンニ、アドリアナ・カランブーもシルバーグレーのドレス姿で登場、映画監督のセドリック・クラピッシュと妻のローラ・ドワイヨン、監督のクロード・ルルーシュ、シャルル・ベルリングも姿を見せた。

その後、映画監督のリヴ・ウルマンがレッドカーペットを歩き、アレクシ・ミシャリクとピエール・ドゥラドンシャンも彼女に続いた。審査員団からはドゥニ・メノーシェ、ジュリア・デュクルノー、リューベン・オストルンドが登場したが、アティーク・ラヒーミー、ブリー・ラーソンの姿はなかった。そして、ジョナサン・グレイザー、サンドラ・ヒュラー、クリスティアン・フリーデル、プロデューサーのエヴァ・プシュチンスカ、ジェームス・ウィルソンからなる『The Zone of Interest』制作陣が、レッドカーペットを締め括った。

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