アーティストとしてもさらなる進化を遂げる、女優・美波の個展をハラカドで開催。

Culture 2024.11.14

女優であり、アーティストとしてもグローバルに活躍する美波が、個展「vol.0」を11月15日より、ハラカド BABY THE COFFEE BREW CLUB ギャラリールームにて開催。

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東京、パリ、ロサンゼルスを拠点に、国境やジャンルの垣根を超えた表現を続ける美波。本展では、これまでのキャリアやライフスタイルで培った感性と、アーティストとしてさらなる進化を遂げる瞬間が交錯する作品を展示する。

以下は、美波からのメッセージだ。

「『vol.0』は、私にとって新たな目標に向けた大切な一歩となる個展です。枠に囚われない創作活動を続ける中で、『アイデンティティ』『狭間』『輪廻転生』『記憶』という共通するテーマが浮かび上がってきました。今後、これらを紡ぎ出し、新たな空間を創造していきたい、その思いからタイトルを『vol.0』としました。また、役者として仮面を通じて演じてきた経験から、『アノニムス』という匿名の存在が私の作品に反映されています。今回展示する油絵は、そのカラフルな世界への第一歩です。

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私の創作の原動力は、日本人として、フランス人として、そして女優とアーティストの両面を持つ者として、つねにふたつの文化や状況の狭間で感性を磨いてきた経験にあります。私の作品は、外部世界と内面世界の境界に立ち、自我と世界の調和を探りながら、より深い表現へと進化しています。

今回の個展は、過去3年間の創作の集大成であり、次なるステップへの挑戦でもあります。この新たな幕開けを、皆さんと共有できることを心から楽しみにしています」

表現の幅と深みを広げている美波の作品を観賞しに、ぜひ原宿へ足を運んで。

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美波(みなみ):1986年東京生まれ。女優、アーティスト。フランスと日本、ふたつの文化の中で育ち、独自の感性を培う。2000年に映画『バトル・ロワイヤル』で女優としてデビュー。以来、映画、ドラマ、舞台で幅広く活躍。ハリウッド映画『MINAMATA ーミナマター』(2020年)で国際的に評価され、アメリカの人気ドラマ「ウォーキング・デッド:Daryl Dixon」にも出演。アーティストとしても幼少期から創作に情熱を注ぎ、独学で油絵やペーパークラフト、インスタレーションなど多彩なメディアを取り入れ、表現の幅を広げ続けてきた。2021年の個展『eN』を機に本格的に歩みを進め、東京とパリで個展を開催。現在は東京、パリ、ロサンゼルスを拠点に、演技とアート活動に加え、映画のプロデュースにも挑戦するなど、ジャンルの境界を超え、国や文化の壁をなくすことを目標に、新たな表現の地平を探究している。
Minami/vol.0
会期:2024年11月15日(金)〜29日(金)
会場:BABY THE COFFEE BREW CLUB Gallery Room
東京都渋谷区神宮前6-31 東急プラザ原宿「ハラカド」3F
営)9:00〜22:00 *最終日は17:00まで。

text: Natsuko Kadokura

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