マット・デイモンが明かした、ハリウッドを動かす秘密のリストとは?

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マット・デイモンは、6月2日、「GQ」誌のインタビューで、俳優や映画の運命を左右しかねない「ハリウッドの秘密リスト」の存在について語った。

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『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』、『ディパーテッド』、『インターステラー』、『オーシャンズ11』等々、マット・デイモンは1980年代末にデビューして以来、数々のヒット作に恵まれ、いまや同世代のブラッド・ピットやトム・クルーズと並ぶスター俳優だ。最近ではクリストファー・ノーラン監督と再び組み、新作映画『オデュッセイア』で主人公オデュッセウスを演じている。模範的なスター街道を順調に歩んできたように見えるが、本人は長い間、失敗への不安をずっと抱えて生きてきたそうだ。

しかしその不安こそが成功への原動力となった。1997年、親友ベン・アフレックと組んだ『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』がヒットした後、舞い込んだオファーを全て引き受けたのも不安ゆえだった。「ベンも自分も、何年もの間ほぼ休みなく働いたと思う」と、彼は6月2日のGQ誌のインタビューで語ると、当時を懐かしむように「5年間ぶっ通しで働いた。文字通りこの旅行バッグ2つだけを持ってあちこち飛び回り、撮影に次ぐ撮影を重ねた。最高の気分だった。自分がそうしたかったんだ。仕事をし続けたかった。俳優には特有の不安がある。電話が鳴らない日が来るんじゃないかという不安だ」

ハリウッドを動かす秘密のリスト

30歳の頃、マット・デイモンはハリウッドの仕組みを急速に学んでいた。そこにはかなり恣意的にも感じられる不透明な世界が広がっていた。閉ざされたこの世界には、優先的に起用すべき俳優たちの「リスト」があるとささやかれていた。「そういうリストの話は耳にしても、自分がそこに載っているのかは全然わからない。電話がひっきりなしに鳴っていれば、あるかもしれないと思う。でも実際にはどうだかわからない」とマット・デイモンは同誌に語った。そのリストはもちろん「公式」なものではないものの、俳優のキャリアのみならず、場合によっては映画作品の運命も左右するほどの力を持っていると言われていた。

実力を証明してリストに載ろうと、マット・デイモンはプライベートやつきあいよりも仕事を優先した。「非情で不安定な業界なんだ。こうしたこともあって、不本意ながら家族と離れて過ごす時間が長かった」

推しも押されぬ存在となった今日、彼は妻ルシアナ・バロッソとの間にいる4人の娘、26歳のアレクシア、19歳のイザベラ、17歳のジア、15歳のステラとできる限り一緒に過ごしている。完璧主義が顔を出して仕事にのめり込みそうになったときには、下の娘2人もまもなく進学で家を離れること、一緒にいられるのは今しかないと自分に言い聞かせるそうだ。「父親であるおかげで仕事がだいぶ楽になった」と語るハリウッドスターは、本当に心を揺さぶられた企画しかいまや引き受けていない。そのひとつが、クリストファー・ノーラン監督の話題作『オデュッセイア』だ。日本公開予定は2026年9月11日。

From madameFIGARO.fr

※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

  • text: Solene Delinger (madame.lefigaro.fr)