フランス生まれ、世界を席巻したデジタルアートが東京へ。『レーヴ・デ・リュミエール』が東京ドリームパークにオープン!
パリ発のデジタルアート施設「レーヴ・デ・リュミエール(RÊVE DES LUMIÈRES)」が、東京ドリームパークに日本初上陸! 全世界で300万人を動員したゴッホのプログラムなど、空間のすべてが光とアートに染まるイマーシブな体験が待っている。フランス語で夢を指す「RÊVE」と、光を表す「LUMIÈRES」。その名の通りの「光の夢」が、新たに東京へと降り注ぐ。

天井高8m、1,500m²。ここだけの圧倒的な没入空間へ

国内でも没入型のアート施設が珍しくなくなったいま、『レーヴ・デ・リュミエール』 がひときわ際立つのは、その圧倒的なスケール感だ。最大天井高8m、約1,500m²におよぶ広大な展示エリアは、この施設のためにゼロから設計された専用空間。106台の高精細プロジェクターと63台のスピーカーが、どこを向いても途切れることのない映像と、身体の芯まで届くような音響をダイナミックに融合させている。

メインホールの上映作品第1弾は、『Van Gogh ゴッホの傑作たち;ひまわり、星月夜、花咲くアーモンドの木の枝…』。あの色鮮やかでうねるような筆致が空間いっぱいに広がり、彼が数多く描いた自画像やひまわり、それに花咲くアーモンドの枝といった名画が次々と目の前に迫ってくる。やがて映像はゴッホが生きた時代のパリの街角へと移ろい、気付けばまるでその時代に迷い込んだような感覚に包まれる。
ゴッホからガウディへ、光とアートの旅は続く。

ソファにゆったり腰かけても、フロアをぶらりと歩き回っても、「レーヴ・デ・リュミエール」では一人ひとりが自由なペースで空間を味わえる。メインホール中央にそびえる直径9.5mのスパイラルシリンダーでは、ひまわりの花が透明なスクリーンにふわりと浮かび上がるなど、思わず息をのむような演出も。さらにメザニン(展望エリア)から空間全体を見渡す体験も、ぜひ試してほしい。

40分のゴッホプログラムを堪能したら、続いては約10分のショートプログラムへ。『Gaudi サグラダ・ファミリアを作った天才建築家』では、没後100年を経てメインタワー「イエスの塔」がついに完成したサグラダ・ファミリアを中心に、グエル公園やカサ・バトリョなどガウディの独創的な造形美が光と音で鮮やかに描き出されていく。ステンドグラスやモザイク装飾のまばゆい色彩が空間を埋め尽くす瞬間は、思わず見惚れてしまう。
名画の風景が溶け合い、今度は宇宙へと飛び出す

メインホールのコンテンツに加え、インフィニット・ホライズンの『Connecting Landscapes つながる風景』も見逃せない。モネ、ヴァロットン、ゴッホがそれぞれ描いた風景が、朝から夜への時間の移ろいとともにパノラマ空間へと広がっていく。画家ごとに異なる色彩やタッチが、気がつけばシームレスに溶け合い、ひとつの世界へと変わっていくという、映像表現でしか出会えないスペシャルな光景だ。

一方、360°キューブで体験できる『Space Walk 宇宙遊泳』は、世界初公開の日本オリジナル。国際宇宙ステーションから宇宙空間へと飛び出し、上下左右どこを向いても宇宙が広がる360°の映像空間に、もはやただただ身を委ねる他ない。その漆黒の宇宙に静かに漂う感覚はあまりにもリアルで、「宇宙酔い」という言葉が冗談に聞こえなくなってくるほど。宇宙飛行士でなければ決して味わえなかったあの景色が、まさにここにある。
アートの予習から限定グッズまで、見どころは尽きない

イントロダクションのコーナーでは、ゴッホやガウディの軌跡や作品の背景をテキストと映像でわかりやすく紹介。メインホールへ足を踏み入れる前に立ち寄っておくと、作品への没入感がぐっと深まる。またアトリエでは、オランダ在住のアーティスト・松下裕子が、ひまわりや星月夜などの色彩に着目して手がけたピクセルアート作品も鑑賞できる。

最後は、全150種を超える限定オリジナルグッズが並ぶ特設ショップにも寄っていきたい。ゴッホやガウディの世界観をまとったアイテムたちは、見ているだけでもう一度あの空間に引き戻されるよう。さらにマツナガサユリ(松永小百合)がプロデュースするアートチーム「KOMOGOMO」とのコラボグッズも登場。ここでしか手に入らない特別なアイテムだけに、お見逃しなく。
南仏の採石場からパリ、そして東京へ。イマーシブの最新章

2012年、南仏プロヴァンスに誕生した「カリエール・デ・リュミエール(CARRIÈRES DES LUMIÈRES )」は、採石場跡の空間を活かしたというユニークなデジタルアート施設。2018年にはパリに「アトリエ・デ・リュミエール(ATELIER DES LUMIÈRES)」が開業すると、パリ観光でも重要なスポットとして人気を集め、その後フランス、ドイツ、韓国など9施設へと展開していった。
そして満を持して東京に誕生したのが、世界10番目となる「レーヴ・デ・リュミエール」だ。日本オリジナルコンテンツを擁し、最新鋭の設備と広大な空間を備えたこの施設は、これまでの国内イマーシブ体験とは一線を画す。世界基準のアートと光のシャワーを、東京ドリームパークにて思いっきり浴びてほしい。
『RÊVE DES LUMIÈRES(レーヴ・デ・リュミエール<光の夢>)』
会場:TOKYO DREAM PARK 8階
東京都江東区有明3-3-8
開)10:00~18:30最終入場
料)¥3,300(平日大人)
https://tdp.tv-asahi.co.jp/reve-lumieres/
- text: Harold