肺移植を受けたノルウェーのメッテ=マリット王太子妃、術後初めて写真を公開。
サッカー・ワールドカップの熱狂が続くなか、肺移植手術を受けてから3週間もたたないうちに、メッテ=マリット王太子妃が王室の公式SNSに久しぶりに姿を見せた。

安心感を与えるような近影だった。 6日、ノルウェー王室は、肺移植手術を受けてから3週間足らずのメッテ=マリット王太子妃の写真2枚を公開した。1枚目の写真には、52歳の王太子妃が夫のホーコン王太子と並んでソファに座る姿が写っている。ふたりはともにノルウェー代表のチームカラーのマフラーを身に着け、王宮から日曜夜に行われたノルウェー対ブラジル戦を観戦。ノルウェー代表が勝利を収める様子を見守っていた。この勝利は、ワールドカップ開催中に達成されたノルウェー史上初の快挙だった。同国が大会でこれほど上位まで勝ち進んだのは、今回が初めてとなる。
王太子夫妻は、メッテ=マリット王太子妃の療養中であることから、試合が開催されているアメリカを訪れることはできなかった。一方で、ふたりの子どもたちはスタンドで試合を観戦していた。イングリッド・アレクサンドラ王女とスヴェレ・マグヌス王子は試合後、ロッカールームを訪れ、アーリング・ハーランドやオルヤン・ニーランをはじめとするノルウェー代表の選手たちに直接祝福の言葉を贈った。その一方で、両親である王太子夫妻は王宮の窓から祝賀ムードを見守った。ノルウェー王室は公式インスタグラムで、「昨日は歴史的な一夜となりました!」とコメントしている。
マリウス・ボルグ・ホイビーに有罪判決
52歳のメッテ=マリット王太子妃は、2018年にまれなタイプの肺線維症と診断された。この病気は呼吸困難などの症状を引き起こす。ここ最近は病状が著しく悪化し、公務を減らさざるを得ない状況となっていた。さらにここ数週間は、酸素補助装置を装着した姿で公の場に姿を見せていた。
2001年にホーコン王太子と結婚した当時、シングルマザーだったメッテ=マリット王太子妃。近年の健康状態の悪化は、前の交際相手との間にもうけた29歳の長男をめぐる大きな注目を集めた裁判の時期とも重なった。長男のマリウス・ボルグ・ホイビーは、2件の強姦罪を含む計32件の罪で有罪となり、6月に実刑4年の判決を言い渡されている。
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※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
- text: Léa Mabilon with AFP (madame.lefigaro.fr)
- translation: Hanae Yamaguchi