「2億円超は高すぎる」ホーコン8世とメッテ=マリット王妃の新たな王室手当、ノルウェーで波紋。

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ノルウェーのホーコン8世が即位してから1カ月余り。早くも国民から不満の声が上がっている。ノルウェーのメディア「Nettavisen(ネッタヴィーセン)」が実施した調査によると、ノルウェー人の約40%が、王室に支給される手当の額は高すぎると考えているという。

ノルウェー議会の開会式、国王として即位後初めて立ち会ったホーコン8世。(2026年10月2日、オスロ)photography: Reuters/Aflo

ノルウェーでは、すでに不満の兆しが見え始めているのだろうか。8月28日にホーコン8世が即位して以来初めて、新たな王室夫妻、とりわけその歳費に焦点を当てた独自の世論調査が行われた。ホーコン8世とメッテ=マリット王妃は、かつては王位継承者としての地位に見合った報酬を受け取っていたが、役割の変化に伴い、その状況には大きな変化が生じている。

ノルウェー政府が10月7日(水)に予算案を発表するのを前に、すでに一部のノルウェー国民が疑問を呈している数字がある。2026年、ノルウェー国王夫妻には1350万ノルウェークローネ(約2億2千万円)が支給される見込みだ。比較すると、前国王夫妻であるハーラル5世とソニア王妃には、2026年に総額1620万ノルウェークローネ(約2億6千万円)が支給されていた。

「かなりの割合」

しかし、メディア「Nettavisen」が2500人以上のノルウェー人を対象に実施した独自調査によると、39.1%がこの金額に疑問を抱いており、その内訳は「高すぎる」が19.6%、「やや高い」が19.5%となっている。対照的に、37.9%は妥当な金額だと考えており、国の補助金が少なすぎると回答したのはわずか8.1%だった。分析を担当した社会学者のベガルド・ヤーネスは、「この調査から、増額に反対する人が過半数を占めると結論づけることはできませんが、すでに相当数の人が、この水準は高すぎると考えていることが示されています」と指摘している。

しかし、この昇給はノルウェー王室にとって極めて微妙な時期に行われることになった。現在は新国王への継承が進む最中であると同時に、ここ数カ月の間に相次いだスキャンダルによって王室のイメージが損なわれている状況だからである。メッテ=マリット王妃とジェフリー・エプスタインとの関係が取り沙汰されたことに加え、王妃の息子もまた、新国王にとって大きな悩みの種となっている。マリウス・ボルグ・ホイビーは、昨年6月に強姦罪で有罪判決を受け、電子監視装置を装着した上での自宅軟禁下にあったが、9月9日に行われたハーラル5世の葬儀に姿を現した。その後、彼は有罪判決を不服として控訴し、最近になって新たな弁護団を選任することを決定した。この動きは、それまでの弁護士たちを驚かせるものとなった。次回の審理は2月9日に予定されている。

From madameFIGARO.fr

※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

  • text: Louise Ginies (madame.lefigaro.fr)
  • translation: Hanae Yamaguchi