レモン、パスタ......日常の素材が豊かなアート作品に。

Culture 2020.06.04

身の回りの事象が清涼な刺激をもたらす。

『廣瀬智央 地球はレモンのように青い』

art-2-200519.jpg

『レモンプロジェクト03』1997年。23年ぶりの約3万個のレモンを使った展示。遊牧民と共作した絨毯の作品も見どころだ。

1991年にイタリアに渡り、97年に大量のレモンを敷きつめたインスタレーションで注目を集めた廣瀬智央。以来、視覚以外の感覚や、異なる民族・文化間の共通領域や差異に触れる作品を発表してきた。豆やパスタ、新聞紙などを用いて、日常生活に潜む小さな事象の豊かさに目を向けさせる独自の創作に注目したい。

※新型コロナウイルス感染予防・拡散防止のため、入館制限や開館時間等に変更の可能性があります。詳細は各ホームページをご確認ください。

『廣瀬智央 地球はレモンのように青い』
会期:開催中~7/26
アーツ前橋(群馬・前橋)
営)10時~18時
休)水
料)一般¥500
tel:027-230-1144 
www.artsmaebashi.jp

*『フィガロジャポン』2020年7月号より抜粋

【関連記事】
アートの街で繰り広げられる、刺激に満ちた記念展
身体感覚を揺さぶる、新進アーティストの大規模個展。
誰でも自由に演奏できる「音響彫刻」とは?

réalisation : CHIE SUMIYOSHI

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

Business with Attitude
Figaromarche
あの人のウォッチ&ジュエリーの物語
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories