誰でも自由に演奏できる「音響彫刻」とは？

造形美と音響が一体となる「音響彫刻」。

『音と造形のレゾナンス─バシェ音響彫刻と岡本太郎の共振』

F・バシェ『川上フォーン』1970年、大阪府蔵。万博で『太陽の塔』の隣に展示された作品群が太郎の爆発芸術と再会する。

バシェ兄弟が生み出した、誰でも自由に演奏できる楽器でありオブジェでもある「音響彫刻」。その造形美と音響は、世界各地の美術館で高い評価を得た。本展では、1970年の大阪万博で作曲家・武満徹が招聘展示した作品5点が一堂に会する。

＊『フィガロジャポン』2020年7月号より抜粋

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