グェンドリン・クリスティー、『スター・ウォーズ』の衣装にセクシーさがなくて嬉しい!
Culture 2015.12.31
公開中の映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で、キャプテン・ファズマを演じている英女優グェンドリン・クリスティー。J・J・エイブラムスが監督する人気スペース・サーガの序章で、グェンドリンは銀色のメタリックな甲冑を着て登場している。セクシーさが全くないこの衣装は、威圧感と邪悪な雰囲気をひたすら醸し出すものだが、これこそまさにグェンドリンが今回の映画で一番喜んでいる部分だ。
「この衣装を初めて見た時は本当に興奮した」と、英ネット配信ラジオ放送『Absolute Radio』に対してグェンドリンは微笑んだ。「事前に話は聞いていたものの、実物を見た時の衝撃は凄かった。『そうは言っても、どこかに女性らしさもあるに違いない』という、私の予想を完全に裏切ってくれた。すごくモダンで適切だと感激したわ」
帝国の歩兵機動部隊であるストーム・トルーパーの一隊を率いるキャプテン・ファズマは、『スター・ウォーズ』シリーズの象徴とも言えるストーム・トルーパーたち同様、お馴染みの例の大きなヘルメットと身体全体を包む甲冑を着込んでいる。『スター・ウォーズ』シリーズの長年のファンだったというグェンドリンは、この役を勝ち取ったことにかなり満足している。女性がこれほど強烈な悪役に起用されたことは大きな話題になったが、彼女としては、女性も悪役を演じることがもっと当たり前になってもらいたいと考えているようだ。
「そんなに驚くほどでもないと思うのだけど、驚かれているわね。これは、メインストリームのメディアで女性の描き方がずっとありきたりだったせい。わたしがキャプテン・ファズマの衣装で気に入っているのは、変に女性っぽくしたりセクシーにしたりしていない点なの」
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