シシド・カフカが語る、『リメンバー・ミー』の音楽。

インタビュー

主人公は音楽を愛するギターの天才少年、舞台は“死者の国”!?
音楽が作品の本質を担う初めてのディズニー/ピクサー作品であるという『リメンバー・ミー』。先頃発表された第90回アカデミー賞では、長編アニメーション賞と主題歌賞の2冠を達成! いちど聴くとずっと心に残る、その魅力的な主題歌の日本版を、物語の舞台であるメキシコ出身のドラムボーカリスト、シシド・カフカが、東京スカパラダイスオーケストラ(スカパラ)とタッグを組んで手がけることも話題になっている。

澄んだ歌声で『リメンバー・ミー』の世界を表現するシシド・カフカにインタビュー。スカパラとのコラボレーションについて、作品の大切なテーマである“家族”について、語ってくれた。

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——日本版エンドソング、とても素敵でした。この曲を担当されると初めて知った時、どう思いましたか。

「ディズニーさんからお話をいただいて、“まさか、まさか” とびっくりしましたが、この曲を手がけるならばスカパラさんとご一緒したいと思い、オファーをしたら受けてくださって……“まさか”続きでしたね」

——優しく語りかけるように始まり、最後はお祭りみたいに楽しく盛り上がって、一曲にいろんな要素が詰め込まれていますね。

「そうですね。ガットギター(*1)から始まってレゲエ、スカと軽快に変化していくのはスカパラさんならではの展開ですが、ガットギターで始まるのはやはり映画からのインスピレーションが大きかったです。主人公のミゲルが最初に弾いていたギターがすごく印象的だったので。

原曲とは違ったアプローチですが、わざと音がよく鳴らないギターを持ってきて、『この鳴らない感じがいいね!』なんて言ったり(笑)、みなさんと試行錯誤しながら作らせていただいたので、映画に合う一曲になっているといいなと思います」

*1 ガットギター:クラシックギターやフラメンコギターなど、弦を張って演奏するギター。

『リメンバー・ミー オリジナル・サウンドトラック/V.A.』より、「リメンバー・ミー エンドソング」シシド・カフカ feat.東京スカパラダイスオーケストラ 【日本語歌】

——スカパラのみなさんといろいろ話し合いながら作っていったのですか。

「映画の字幕版をドラムの茂木(欣一)さんと観て、『あそこよかったよね』『ここよかったよね』ってお話しして、それを茂木さんが持ち帰り、スカパラのみなさんが曲を作ってくださって。途中、何パターンか聴かせていただきました。

スタジオで最後の詰めをした日が面白かったです。歌って録音した音をみんなで聴いて、『もうちょっと(テンポが)遅いほうがエンドロールっぽいかな!?』って、映画のエンドロールを想像しながら作っていきました(笑)」

——楽しそうですね(笑)。この曲にはいろいろな要素があるのに、ストレートにすっと心に入ってくる印象を受けました。歌う時に特に意識したこと、心がけたことなどはありますか?

「いつもの自分の楽曲ではロックということもあり、アタック(音の出だし)がどうかといったことに意識を向けがちですが、この曲は、作品に込められた想いが曲の言葉になっていると思うので、どうしたらふっと力を抜いてみんなの心に届けられるのか、曲と言葉の間をうまく縫って泳ぐように歌えたらいいんだろうな、と思いながら、どちらかというと引き算を意識しました」

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ミュージシャンになることを夢見る少年ミゲルは、先祖たちが暮らす「死者の国」に迷い込み、陽気だけど孤独なガイコツのヘクターと出会う。マヤ文明から現代までの建築物が層をなす、カラフルでテーマパークのような「死者の国」は圧巻。

——初めてのスカパラとのコラボレーションで、どんなことを感じましたか。

「歌を歌っている人間として、スカパラさんにゲストボーカルとして迎えてもらえるのは夢だったんです。それがこのような機会に実現したのは大きな喜びでしたし、みなさんが奏でる音に合わせて歌うのはものすごく楽しい経験でしたね」

——レコーディング中、印象に残っているエピソードはありますか?

「スカパラのみなさんのレコーディングスタイルが興味深かったです。誰かひとりがイニシアティブをとるのではなく、入れ替わり立ち替わり、ディレクションする人が替わるんです。みんなで音を聴き、意見がある人は言って、反論があればそこで会議が開かれる。本当に全員で曲を作り上げていく、そういうレコーディングはあまり見たことがなくて。みんなが納得のいく、いちばんよい音を拾うことができるのはそういうことなのかな、と思いました」

——カフカさんもその中で意見を言ったりされましたか。

「恐れ多くて言えなかったです(笑)。今回、私のパートはいちばん最後の作業だったので、スカパラさんが作ってこられたベストに対してどうやってアプローチしようか、と考えながら臨みました。今回はドラムも叩いてなくて……最後だけちょっと叩いたんですけれど」

——そうなんですね!

「アウトロ(*2)のところだけツインドラムになっているんですよ、実は」

*2 アウトロ: 楽曲の終わりの部分。イントロと対になる用語。

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シシド・カフカとスカパラのメンバー。

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Editor's Blog シシド・カフカさんの撮影舞台裏。

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声優にも初挑戦!

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先祖の魂を迎える、年に一度の「死者の日」には、家のオフレンダ(祭壇)に先祖たちの写真が飾られる。

——映画『リメンバー・ミー』を観た感想をお聞かせください。

「『素敵!』って思いました。ディズニー/ピクサー映画らしく絵にもストーリーにも豊かさがあり、音楽のテンポも素晴らしくて。この作品に携わることができるんだな、と思うと気が引き締まりましたし、高揚感でいっぱいでしたね」

——カフカさんがメキシコ出身というご縁もありましたね。

「そうですね。それにアルゼンチンに住んでいた中学生の時には、現地校に通っていて、クラスメイトたちの“スパニッシュイングリッシュ”をずっと聞いていたんです。だから私、アメリカンイングリッシュやブリティッシュイングリッシュではなく、いちばんなじみのあるのがスペイン語訛りのスパニッシュイングリッシュなので、映画を観てすごく懐かしい気分になりました。『リメンバー』の『リ』はちょっと舌を巻くように発音したり。そうそう、こういう発音するよね、って(笑)」

——英語の発音にまでこだわって作られているのはすごいですね。

「私、吹き替えもさせていただいて、どうにかしてこのニュアンスが伝わらないかなあと思ったんですけれど……結局、普通の日本語で話しました(笑)。スパニッシュイングリッシュになじみのある方は、字幕版を観るという楽しみ方もあるかもしれませんね」

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——特に印象的だったのはどのシーンですか?

「たくさんありますが、特に印象に残っているのは、ミゲルが自分の部屋で、デラクルス(*3)の映像を観ながら、自分で作ったギターを弾いているシーン。楽器を始めた時のワクワク感がすごくよく表現されていると思いました。私もギターを練習したことがあって、同じように映像を観ながら、『どこ押さえてるの?……ここか!』って言いながら弾いていたので(笑)。

それから、ミゲルとココおばあちゃんの最後のシーン。大泣きしたシーンなのですが、音って匂いと同じくらい、人の記憶に残るものですよね。そうやって五感に、感情に訴えるものを私も生業にしているんだな、と観ながらあらためて思いました」

*3 デラクルス:『リメンバー・ミー』の登場人物で、主人公ミゲルが憧れる伝説のミュージシャン。

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ミゲルの家族は代々、音楽を奏でることも聴くことも禁止されているため、家族に内緒でギターの練習をしていた。

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ミゲルとひいおばあちゃんのココ。100歳近い高齢で記憶を失いかけているけれど、家族の皆から慕われている。

——確かに、音楽を聴くと特定の時期や出来事を思い出すことがよくありますね。

「そうですよね。だからもう聴けなくなっちゃった曲もあるんです。あの時のあの感情を思い出したくないからこの曲は聴けない、って、手放したCDもあります」

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ドラムを禁じられていた時期。

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多彩な楽曲や演奏シーンも見所のひとつ。レコーディングには50人ものメキシコのトップミュージシャンが参加、バンダ、マリンバ、マリアッチ、サン・ハロチョといったバリエーション豊かなメキシコ音楽を演奏したという。

——カフカさん自身もミゲルと同じように、ご両親がドラムを演奏することに反対されていて、4年がかりで説得したとか。4年も諦めずにドラムへの想いを持ち続けられた原動力は何だったと思いますか。

「ドラムと出合った時の衝撃、ドラマーになろう!って決めた時の想いを超えるものがなかったんじゃないかなと思います。『これ、カッコいいのかも』って頭で考えて始めたことや、興味を持ったものはありましたが……でもあと1年ドラムを買ってもらえなかったら、お年玉でベースを買っていたと思います(笑)」

——ドラムの次に惹かれたのはベースだったんですね。

「ベーシストになっていたかもしれませんね。でももしかしたら、ドラムに出合った時のような煌めきがなかったぶん、ベースは続かなくて、音楽をやっていなかった可能性もありますね」

——ドラムを持っていなかった時期は、どうやってドラムと関わっていましたか。

「ミゲルのように自分で楽器を作るほどの情熱はなかったけれど(笑)、棒をドラムのスティックに見立ててクッションを叩いたり、雑誌を積み上げて叩いたり、そんな真似ごとはしていました。楽器を始めたばかりの頃って、初めて何かができるようになった時の喜びがすごく大きいんですよね。それでどんどんのめり込んでいく感覚も、映画を観ながら思い出しました」

——そのご家族もいまではカフカさんのいちばんのファンで、応援してくださっているそうですね。家族にご自身の曲について感想を尋ねたり、意見を言われたりすることはありますか?

「あります。ただ、感想を聞くのはいいのですが、意見されることを私がとにかく嫌がるので、もう言われなくなりました(笑)。でも『あの曲のあの歌詞はどういう意味?』と訊かれたり、『あの曲好き』『この曲はあまり好きじゃない』ということも含め、素直に言ってくれるのが家族ですね」

——ご家族が特にお好きな曲はありますか?

「母はわりとロックロックしている、あまり同期(*4)の入っていない、ギターとベースとドラムで構成されているような曲を好みます。姉はダンサブルなものが好きで、父の好みがなかなか掴めないのですが……(横山)剣さんとご一緒した『羽田ブルース』をリリースした時、『一緒に歌えるね』とは言われました(笑)。父はミディアムテンポよりももっとゆっくりしたテンポの曲を好むのかも知れませんね」

*4 同期:バンドの生演奏と音楽機器による演奏の状態を揃えること。

——お父さまとデュエット、素敵ですね(笑)。『リメンバー・ミー』には「死者の日」の祭壇やお祭りの風景など、メキシコの文化がさまざまな形で登場します。ご覧になって、メキシコに住んでいた頃に見たものや風景を思い出したり、重ね合わせたりすることはありましたか?

「“ピニャータ”(*5)です。イントロダクションのところで一瞬、映るだけなのですが、お菓子がひゅーん、って出てきて。メキシコに住んでいた時のビデオが残っているので、子どもの頃にピニャータで遊んでいたことは昔から認識していました。けっこう野蛮なんですよ。可愛い形をしているのに、子どもたちがガンガン叩いて、穴を空けてお菓子を出すっていう(笑)。

自分の中でメキシコのイメージは、ピニャータ、マリアッチ、タコス、サボテン、テキーラ、という感じです。映画に出てきたような、『死者の日』にスカルを飾ったり、先祖を自分の家まで導くように花びらを敷いたりする習慣は、私たちが住んでいた地域にはなかったようなので、ちょっと残念です」

*5 ピニャータ:メキシコをはじめ中南米の国で、子どもの誕生日などお祝いの日に使われる、中にお菓子やおもちゃを詰めた紙製のくす玉人形。

——小さいカフカさんがピニャータで遊んでいる映像が残っているんですね。

「ふにゃふにゃの手首で頑張って叩いてました(笑)」

シシド・カフカのデビュー5周年を記念して、姉が作ってくれたというピニャータ。いまでも割らずにとってあるそう。

——そのほか、『リメンバー・ミー』について、これはぜひ伝えたい!と思うことがありましたらお願いします。

「(少し考えてから)……私、すごく明確にというわけではないのですが、守護霊のようなものを漠然と信じているんです。最近、年を重ねるとともに、お墓参りに行ったりすることが自分の中で重要な出来事だと感じて、両親が行くタイミングに合わせて、できるかぎり一緒に行くようにしています。先祖がいなければ、こうして血が繋がってこなかったし、その人たちに見守られている、すごくしっかり守ってもらっている、と思っているので、感謝を伝えるために。『死者の日』にそんなことが重なりました。

それから印象的だったのが、生きている人たちに忘れられてしまったら、その人が『死者の国』からも消えてしまう、というシーン。先祖だけではなく、私、友人も何人か亡くしていて。思い出すと悲しい気持ちになるので、思い出を遠ざけてしまうところもありましたが、やっぱりその人たちをできるかぎり思い出してあげることがいちばんいいんだな、と思いました。『死者の国』のような別の世界があって、あんなふうに愉快に暮らしていてくれるのなら、それはそれでうれしいな、って」

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ミゲルは「死者の国」に迷い込み、写真でしか見たことのなかった先祖たちに出会う。

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今年は音楽まみれの1年に!

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——今回のスカパラとの共演を含め、2017年末からさまざまなアーティストとのコラボレーションが続いています。今年発売予定のアルバムでもコラボレーションを予定しているとか。

「はい、夏に発売予定です。昨年リリースした3曲の配信シングル『羽田ブルース』『新宿サノバガン』『zamza』も入れますし、あともう少し増やせたらと思っています」

——2015年に発売された『K⁵(Kの累乗)』では、コラボレーションする相手に“委ねる”ことをテーマにしているとおっしゃっていましたが、今回は、何か意識していることはありますか。

「ある意味“委ねる”ことに変わりはないのですが、前作ではどこか消化しきれず、表現しきれなかった部分もあるような気がしています。当時は精一杯やっていましたが、後々聴いてそう感じたので、今回はいかにいままでやってきたシシド・カフカの音楽ではないところで表現の幅を広げられるか、チャレンジすることをより強く意識しています。3曲の配信シングルでも、真島(昌利)さんに楽曲提供いただいた『新宿サノバガン』はロックですが、ほかの2曲では、いままでとはちょっと違うアプローチができたのかなと思います」

——確かに3曲とも全然違って、すごく表現の幅が広いと感じました。最後に今後の活動予定について、可能な範囲で教えてください。

「春はきっと『リメンバー・ミー』に染まっていると思います。それと並行してアルバム制作をして、夏にリリースしたらツアーをやりたいな、と目論んでいます。今年は本当に音楽まみれの1年にしたいので、順次面白いご報告ができたらと思っています!」

「リメンバー・ミー」の作詞・作曲を手がけたクリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペス夫妻によれば、この歌詞は曲のテンポや音調次第でさまざまな解釈が可能な歌詞でもあるという。日本版エンドソングでは、その多彩さを1曲にぎゅっと詰め込んだかのようにさまざまに表情を変える。

シシド・カフカの新たな一面を感じさせる曲であると同時に、聴くシチュエーションによっていろいろな表情を見せてくれる点は、シシド・カフカ自身の音楽にも通じるのかもしれない。ひとりで家のスピーカーやヘッドホンで聴く彼女の声は、真っすぐ心に降り注いで寄り添ってくれるし、ライブ会場で聴く時には、ドラムを叩きながら歌う華麗なパフォーマンスに魅了され、その同じ歌詞とリズムが会場中を笑顔にして、みんなの心をひとつにするのを全身で感じられるから。ミゲルと同じように、音楽を奏でる喜びがきらきらと煌めくのが伝わってくるようなシシド・カフカの歌声を、ぜひ劇場で体感して!

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『リメンバー・ミー オリジナル・サウンドトラック/V.A.』
¥2,700
英語版楽曲11曲+日本語版楽曲10曲収録
2018年3月14日(水)発売
※リメンバー・ミー(エンドソング) / シシド・カフカ feat.東京スカパラダイスオーケストラ 【日本語歌】先行配信中

ワンピース¥74,000、パンツ¥36,000/ともにアンベル(ジェムプロジェクター) イヤリング¥8,500/アビステ リング 右薬指小指(二連)¥42,000/カフカ(イノウエ)

●問い合わせ先:
ジェムプロジェクター(アンベル) Tel. 03-6418-7910
アビステ Tel. 03-3401-7124
イノウエ(カフカ) Tel. 055-241-8111

Kavka Shishido
メキシコ出身。ドラムボーカルのスタイルで2012年にデビュー。13年にファーストアルバム『カフカナイズ、15年にセッション・ミニアルバムK⁵(Kの累乗)』、16年にセカンドアルバムトリドリ』を発売。音楽活動のほか女優、モデル、TVCM出演など多方面で活躍。2017年、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」に出演して話題に。フジテレビNEXT「TOKYO SESSION –ROCKIN’GAMBLER–」、NHK Eテレ「高校講座 美術Ⅰ」、bayfm「土曜の夜にはカラスが鳴く」にレギュラー出演中。2018年夏には新作リリースが控えている。

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『リメンバー・ミー』
●監督/リー・アンクリッチ 
●共同監督/エイドリアン・モリーナ 
●配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
©2018 Disney. All Rights Reserved.
http://www.disney.co.jp/movie/remember-me.html
3月16日(金)より全国公開。
同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』

photos : TADASHI OKOCHI, stylisme : NARUMI OKI, coiffure et maquillage : NATSU

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