今季の舞台はエッフェル塔! シャネルのオートクチュール。

Fashion

夏らしい太陽が燦々と輝く7月4日、パリのグラン パレで2017/18年秋冬オートクチュールコレクションが発表された。光が差し込むガラスの天井の下に再現されたのは、パリの象徴であるエッフェル塔。そこには、カール・ラガーフェルドが持つパリへの敬愛の念が投影されている。

「エッフェル塔は、僕にとってのパリのシンボル。今回のコレクションは、現代によみがえったパリジェンヌのヴィジョンであり、まさにカット、シェイプ、シルエットが際立ちます。ラインは正確に描かれ、グラフィックで、かつ非常にモダンに表現されています」

グラン・パレのガラス天井の下に、38メートルのエッフェル塔が出現。 ©CHANEL

今シーズン、シャネルのアイコニックなツイードジャケットはロング丈のチュニック、またはクロップド、ダブルブレストの型で登場。袖は弓型に丸く膨らみ、ジャケットから続いているように見えるフィンガーレスグローブをミックスしたり、あちこちにボリューム感のあるフェザーのブーケを飾っている。

Look 1、Look 23 ©CHANEL

Look 28、Look 38 ©CHANEL

Look 60、Look 64 ©CHANEL

フィナーレ ©CHANEL

「今コレクションでは、フェザーをファーのように扱っています」とカールが語るように、フェザーを使ったディテールは、息をのむほどに美しく、シャネルが誇るクラフトマンシップが存分に生かされている。「流れるような美しいシルエットもクチュールの特徴。その揺れる動きがクラシックな素材で作った服をモダンに見せてくれる。シャネルは、クチュールハウスとしての高い技術を持つ数少ないフランスのメゾンで、我々はそれを継承していかないといけない。オートクチュールらしさ、プレタポルテらしさ。その両方が大切なのです。シャネルのアトリエには、オートクチュールのテクニックを会得するために集まっている若者がたくさんいて、それはまるで学校のようなのです」

©CHANEL

Making-of the Fall-Winter 2017/18 Haute Couture CHANEL Collection ©CHANEL

>>パリのシンボルの元に集う、シャネル縁のセレブリティたち。

パリのシンボルの元に集う、シャネル縁のセレブリティたち。

今回のコレクションの会場にも、多くのセレブリティが駆けつけた。その中には、シャネルのアンバサダーを務める小松菜奈やクリステン・スチュワート、ファレル・ウィリアムス、キャロリーヌ・ドゥ・メグレ、ティルダ・スウィントン、またバッグ「ガブリエルドゥ シャネル」の広告キャンペーンで活躍するカーラ・デルヴィーニュの姿も。

ジュリアン・ムーア(左)とクリステン・スチュワート(右) ©CHANEL

ファレル・ウィリアムスとティルダ・スウィントン ©CHANEL

カーラ・デルヴィーニュとキャロリーヌ・ドゥ・メグレ ©CHANEL

小松菜奈とソフィア・コッポラ ©CHANEL

「クラシックな街だけど、ここに来るとワクワクして、アクティブになるのがパリ。今回のコレクションも、身に着けるだけで、アーティなインスピレーションが得られる仕上がりになっていると思うわ」とクリステン・スチュワート。

Story of the Fall-Winter 2017/18 Haute Couture CHANEL Show ©CHANEL

texte : TOMOKO KAWAKAMI, graphisme du titre : KAORU MASUI ( [tsukuru] )

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/series/chanel2017/170719.html