アイコンバッグに宿る、ものづくりのものがたり。 創業者の美意識を投影した、ランバンの新アイコンバッグ。

パリに生まれ、13歳で婦人用の帽子店で働き始めたジャンヌ・ランバンが1889年に創業したランバン。現存するフランス最古のオートクチュールメゾンだ。帽子店としてスタートしたのち、愛娘につくっていた子供服が評判となり、洋服を手がけるように。次第に子供服から婦人用のドレス、プレタポルテ、メンズへとアイテムを拡大。東洋的なシルエットやエキゾチックなディテールをいち早く取り入れたり、古いアートから着想を得たりと独創的かつエレガントなスタイルを確立し、1920年代にはパリを代表するブランドへと成長した。

1934年に撮影されたジャンヌ・ランバンのポートレート。
© Patrimoine Lanvin, Paris

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ブランドの歴史を語る上で外すことのできない存在がアルマン・アルベール・ラトゥー。アール・デコのムーブメントの中心となった1920年代を代表するインテリアデザイナーで、1921年にランバンとパートナーシップを締結。ランバンと協業して劇場の装飾を手がけたり、ランバンのブティックやジャンヌの邸宅の内装を担当するなど、公私に渡ってジャンヌと交流を深めた人物だ。1927年に誕生したランバンの名フレグランス「アルページュ」のボトルも彼によってデザインされた。

アルマン・アルベール・ラトゥーがボトルをデザインしたランバンのフレグランス「アルページュ」。
© Patrimoine Lanvin, Paris

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メゾンのレガシーが息づく新アイコンバッグ。

2021年に発表された“初代”「ペンシルキャットバッグ」。

現在クリエイティブディレクターを務めるブルーノ・シアレッリが2021年プレスプリングコレクションで発表した「ペンシルキャットバッグ」もまた、アルマン・アルベール・ラトゥーのクリエイションからインスピレーションを受けたもの。最大の特徴は、ジャンヌの自宅のためにアルマンがデザインした薪のせ台から着想を得た真鍮製のハンドル。アルマンの感性に全幅の信頼をおいていたジャンヌの美意識が宿るバッグといえるだろう。

アルマン・アルベール・ラトゥーがジャンヌの自宅のためにデザインした薪のせ台。
© DR

ハンドル以外にも「ペンシルキャットバッグ」にはブランドの伝統やアイコンが散りばめられている。名前の通り、本体のフォルムはジャンヌが愛用していたペンシルケースにインスパイアされたもの。フェミニニティと実用性を備えた形状だ。また、クロージャーにはランバンを象徴する母娘のマークがあしらわれている。

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New Item

バッグ「ペンシルキャットバッグ」（H11×W28×D8cm）¥597,300/ランバン（コロネット）

バッグ「ペンシルキャットバッグ」（H11×W28×D8cm）¥597,300/ランバン（コロネット）

色やサイズ、素材などバリエーションを広げて進化を続けている「ペンシルキャットバッグ」。今季は発色のよいオレンジとイエローが初登場。これからの季節にぴったりな、着こなしのポイントにしたいビタミンカラーだ。

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バッグ「ナノ ペンシルキャットバッグ」（H9×W19×D6cm）¥548,900/ランバン（コロネット）

バッグ「ナノ ペンシルキャットバッグ」（H9×W19×D6cm）¥548,900/ランバン（コロネット）

今季はひとまわり小さなナノバッグも仲間入り。コンパクトなサイズ感は華やかなシーンにも身軽な装いにしたい時にもぴったり。「ペンシルキャットバッグ」はすべてのサイズに便利なショルダーストラップが付属している点も特筆。カクテルパーティなど立食の際に重宝すること間違いなし。

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バッグ「ナノ ストラス ペンシルキャットバッグ」（H9×W19×D6cm）¥658,900/ランバン（コロネット）

バッグ「ナノ ストラス ペンシルキャットバッグ」（H9×W19×D6cm）¥658,900/ランバン（コロネット）

さらに今季は、ハンドルにきらめくストラスをびっしりと敷き詰めたひときわリュクスなナノサイズも登場！  ドレスアップの仕上げにプラスするもよし、カジュアルな着こなしを格上げするステートメントバッグにするもよし。“特別な日に持ちたい”バッグではなく、“持つ日を特別にしてくれる”バッグだ。

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