CFCLのブランド設立5周年を記念した、ニットの探求を伝える展覧会とは？

ニットウエアのあり方を追求するブランド、CFCLが設立5周年を記念した展覧会「CFCL: KnitwearからKnit-wareへ」を3月23日から表参道で開催。

CFCLのブランド名は、Clothing For Contemporary Life（現代生活のための衣服）を頭文字で表したもの。3Dコンピューター・ニッティングの技術を中核に据え、時代に左右されない衣服を提供すると同時に、衣服としての機能性、環境への配慮、最適な素材の選択、サプライチェーンの透明性を追求し、いまの時代を生きる人々のための製品を提案している。

本展は、CFCLの核となる3Dコンピューター・ニッティング技術と向き合う探求の日々に4つの角度から焦点を当てる。ブランドの原点である代表兼クリエイティブディレクターの高橋悠介が学生時代に制作したニットの作品、原料から衣服になるまでのいくつもの生産工程を大型デュアルスクリーンで表現した没入型の映像インスタレーション、最新コレクションのサンプル制作過程の記録映像と数々の編み地見本に加えて、ブランド設立当初から続く写真家の蓮井幹生が捉えたポートレートプロジェクトの写真とゲストとの出会いのエピソードを交えて紹介する。

また、毎年3月に東京で開催されるクリエイティブの祭典「Tokyo Creative Salon（TCS）」と連携し、六本木の東京ミッドタウンでは3月21日まで、CFCLを代表するアイコニックなドレスを編み立てたインスタレーションを実施中。さらに渋谷駅構内では3月30日まで、デビューからの5年間で発表されたコレクションのベストルックを写真家の操上和美が撮り下ろした「5 Years Lookbook by Kazumi Kurigami」が公開。

さらに、展覧会に際して、象徴的なシリーズの限定アイテムをCFCL直営店舗とオンラインストアで販売。CFCLの世界観に東京各所でぜひ触れてみて。