数年前に人気に火が付き、一時的なブームで終わることなく今や定番化しつつある夏の風物詩、かき氷。おしゃれ最先端エリア、表参道で見つけた厳選かき氷をご紹介。

口いっぱいに広がる、ひんやりカカオの豊かな味わい。
今年2月に上陸したデンマーク発のチョコレートブランド、サマーバード オーガニックより、日本限定メニューのチョコかき氷が登場。
原材料は、オーガニックのビーン・トゥー・バー製法で作られたチョコレートと水のみ。24時間かけて作られるという氷は、そのふんわりとなめらかな口どけにまず驚くはず。口に入れた瞬間、深みあるカカオの風味が口内いっぱいに広がり、次の瞬間にはあっさりと消えてしまうという刹那的味わいには感動を覚えるほど。

目で見ても確認できる氷の繊細さ。オーガニックミルクのチョコレートソースと一緒に、カカオそのものの味を堪能したい。¥540
夏にチョコレートという意外なマッチを、すっきりとした新食感で叶えた夏季限定メニューは、チョコレート好きならずとも試してもらいたい一品。先が尖った円錐形のペーパーカップは、氷が溶けにくいというだけでなく、思わず写真に収めたくなる愛らしい佇まい。

コーヒー好きに捧ぐ、ほんのりビターな和スイーツ。
東京・青山の骨董通りにあるセレクトショップ、ブルーム&ブランチに併設されたコビコーヒーで、「氷舎mamatoko」の原田麻子が監修するスペシャルなかき氷が、昨年に続いて今年もお目見え。
和洋折衷をコンセプトに、コーヒーとそれに合う和菓子を提案しているコビコーヒーのオリジナルかき氷。まず、目に飛び込んでくるのはお皿から溢れんばかりのボリューム。薄く重なり合った氷に、ブレンド豆「COBI BLEND dark」をエスプレッソ抽出したビターな旨味と練乳の濃厚な甘さが掛け合い、贅沢に盛られた白餡のまろやかで上品な甘さが絶妙のバランス。箸休め的な存在のコーヒーゼリーも絶品だ。食べるたびに変化する奥行きある味わいで、最初はたじろいだボリューム感もすっかり忘れて、気づけば完食してしまう人も多いに違いない。

うつわが見えないほどの圧巻のボリューム。「エスプレッソと白餡練乳・コーヒーゼリー添え」¥1,000(EAT IN)
食べ終えたら、金沢のガラス作家、西山芳浩が制作した「別注モールかき氷鉢」にも注目を。細かなモールの繊細で美しいうつわの表情を、実際に手に取って確かめてみて。
6月から毎月登場する限定フレーバー、9月は「玄米茶と南瓜 あられ添え」。かき氷の提供は9月25日(日)までなので、お早めに。
東京都港区南青山5-10-5 第1九曜ビル101
Tel.03-6427-3976
営)8:00〜20:00(平日)
9:00〜20:00(土日祝)
※かき氷は12:00〜19:00。
不定休
http://bloom-branch.jp/

かき氷の新境地を開いた、ラグジュアリーなひと皿。
エンポリオ アルマーニ カフェ青山で昨年も人気を博した、イタリアンかき氷がカムバック。かき氷の英訳「Shaved Ice」ならぬ「Shaved Gelato」という名のついた人気メニューは、もはやかき氷を超えた新しいデザートの形。

「Shaved Gelato ティラミス」¥1,100
うず高く積み上げられた白い山……ではなく、まるでコース料理の最後を飾るかのような平皿に上品に盛られたイタリア仕込みのかき氷。バニラパンナコッタ、コーヒーとアマレットのゼリー、そしてマスカルポーネジェラートが濃厚に絡み合いながらも、どれもすっきりとした甘さで、口いっぱいに爽快感が広がる。予想しない組み合わせから生まれる、かき氷とジェラートのミックススタイルを心ゆくまで堪能して。
パイナップルとマンゴーの果肉入りトロピカルソースに、マンゴーパッションフルーツシャーベットが組み合わさった「トロピカル」もぜひご賞味あれ。どちらも9月下旬までの限定メニュー。
東京都港区北青山3-6-1 オーク表参道 1F
Tel.03-5778-1637
営)11:00~21:00(L.O.20:00)
不定休
この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/gourmet/160831-shavedice.html