バカラ260年の歴史が培った技術を結集。19~20世紀初頭に制作された傑作が現代に再び。
バカラが、メゾン最高峰のサヴォワールフェールを体現する「オート・クリスタルリー コレクション」を発表。19世紀から20世紀初頭にかけて万国博覧会や国際博覧会で発表された歴史的作品や、王侯貴族のために制作された名作をもとに、現代の卓越した職人技によってよみがえらせた特別なコレクションだ。
本コレクションには、1764年の創設以来、バカラが260年以上にわたり培ってきた吹き成形、カット、エングレイヴィング、金彩など、代々受け継がれてきた技術の粋を結集し、限られた職人のみが手掛ける作品が集結。バカラが誇る比類なき純度の高いクリスタルの美しさを極限まで表現している。

1878年パリ万国博覧会出品作の復刻となる「ヴォル・デュ・ジュール(昼の飛翔)ベース」と「ヴォル・デュ・ソワール(夜の飛翔)ベース」は、自然の一瞬を切り取ったような詩情と透明感が、ベル・エポック期の美意識を今に伝える逸品。ジャポニスムの影響を受けた鳥や樹木のモチーフを、精緻なエングレイヴィングと金彩、エナメル彩色で表現している。

「ピエルリー デカンタ」は、1909年東部フランス国際博覧会(ナンシー博覧会)に出品された作品の復刻。深いグリーンの色被せクリスタルに施された精緻なダイヤモンドカットが、宝石を思わせる輝きを生み出している。アール・デコの萌芽を感じさせる端正なフォルムと、バカラの卓越したカット技術を象徴する傑作。

「アロ デカンタ」は、1867年・1878年パリ万国博覧会に出品された象徴的な作品の復刻。古代の陶器からインスピレーションを得た、光輪を思わせる円環状のフォルムが特徴だ。中央の空間を含めた完璧な対称性と、星形のカットが織りなす輝きが、バカラの技術力と美意識を鮮やかに物語る。
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- text: Yuki Kimijima