エッフェル塔と小さな動物園

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こんにちは、吉田パンダです。祝フィガロ・パリ特集発売!!今回のいぬパリは、恒例の勝手に本誌連動特別企画として取材時の裏話など…と思ったのですが、写真を振り返ってみると、あんまりないかな裏話←オイ。今回僕はグルメ班ではなく、主に店取材を担当しました。いつものことですが、フィガロのパリ取材を通じて「へー、パリってこんなに素敵なところなんだ」と再発見しています(ホントに)。想い出深いのは、表紙にも使用されましたが、あちこちから撮ったエッフェル塔でしょうか…。もうこちらに来て10余年になりますが、やっぱり鉄の貴婦人はどこから撮っても絵になりますね。だからこそ難しいとも言えますが。

というわけで、本誌では使われなかったエッフェル塔カットをいくつかご紹介。

早朝に、川沿いを走るバスの窓から。窓自体が色づいているので青みがかっています。



メトロ6番線にて。ビア・アケム橋を通過中に窓から。



こちらはタクシーの窓から流れるエッフェル塔。バスにしろメトロにしろ、移動中の窓に映る景色っていうのは、どうしてこうセンチメンタルに感じるんでしょうか。過ぎ去って行く感じが強いからかな…。



4枚目は窓からではなく、レストランから。ケ・ブランリー美術館屋上にある「レゾンブル」にて。


さて、前回の「安くて美味しい、いぬパリ食堂」はご覧になって頂けたでしょうか。ここからは前回のつづきで食後編。バスに乗ってセーヌ左岸へと移動します。



移動中のバスで出会いしは、ジャックラッセルテリアのフィフィちゃん、一歳半。遊びたくてジタバタ。降りる際は、「ウキャキャキャワワン!!(翻訳:早くアタシを地面に降ろさんかい!!)」と叫びまくっていましたが、周りの乗客は優しく目を細めるばかり。そういう寛容さはあるんですよねえ、フランス。よかったねフィフィ。


寒さ厳しい中に辿り着いたのはこちら…あーーっ!!子供がカバに食べられる!!って、もちろん彫刻です。植物園に併設されている小さな動物園に来てみました。
Menagerie du Jardin des Plantes
http://p.tl/3cLW



「ねえねえ、ビストロって行ったことあるウサ?」(パタゴニア野うさぎ)


「あー、すっきり。毛並みもいい感じになったわね」

背中が痒かったのか、何度もひっくり返っては地面に身体をこすりつけていたビクーナさん。
以前、女性誌の撮影でミラノのブランド工房を訪ねましたが、一着100万円也のセーターは君達から作られるんだね…。



ここは世界で最も古い動物園のひとつで、19世紀の建造物が当時の面影を伝えています。




親子が眺めているのは動物園の看板を担うスターの一人、標高の高い岩場(600m〜6000m)に生息する雪豹さん。1mものふわふわ尻尾を触りたくなるのは僕だけではないでしょう。寒い夜はマフラーのように巻き付けて眠るらしいですよ。ちなみに、ここに書くのに一応スノーレオパードを検索したら、Mac OS Xの話ばかりが出て来ました…。



よいしょっ……と登っているのはもうひとりのスター。レッサーパンダです。雪豹にとっては獲物のひとつですが……早く逃げてー!←元から別々です。


「ごはん食べようかな〜」

なかなか和むメナジュリー、パリの小さな動物園でした。



晴れ間を狙って動物園に行ったものの、夕方には冷たい雨が降ってきたので、植物園向かいにあるモスク(パリで最古のイスラム教寺院)で雨宿り。ここはカフェ・レストランになっているので、ミントティーで暖まりましょう。





LA MOSQUEE DE PARIS
39 rue Geoffrey Saint-Hilaire 75005 Paris
http://www.la-mosquee.com

パリの中で異国を味わえるミントティーは一杯2ユーロ。甘さが優しさに感じます。小さな動物園と合わせておすすめです。エッフェル塔から異国まで、冬のパリを歩いてみました。次回もどうぞお楽しみに!

写真家。長年住んだパリを離れ、現在フランスはノルマンディー地方にて、犬猫ハリネズミと暮らしている。庭づくりは挫折中。木漏れ日とワインが好きで夢想家、趣味はピアノ。著書に『いぬパリ』(CCCメディアハウス刊)がある。instagramは@taisukeyoshida

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/series/panda-yoshida/post-99.html