5月11日に外出制限令が解除されたフランス。レストランの店内営業が可能になる時を待つ間、有名シェフのレストランも街のビストロも多くの店がテイクアウトや配達メニューを開始している。 内容も価格も店さまざま。どういった料理が用意されているのだろう?
たとえば、“15ユーロで満腹になれる”という手頃な価格をうたい文句に2017年にオープンした「Bouillon Pigalle(ブイヨン・ピガール)」による「ブイヨン・セルヴィス」の場合。テイクアウトできるのは前菜、メイン、デザートのセットで10ユーロである。どうということのないピザ屋のお持ち帰りよりも安い。

絵に描いた餅になるけれど、土曜日の10ユーロの袋の例。中身はテリーヌ・ドゥ・カンパーニュ、ライス添え仔牛のブランケット、シュー・ア・ラ・クレーム。photo : Benoit Linero

地下鉄駅ピガールのすぐ前にあるブイヨン・ピガール(22, boulevard de Clichy 75018 Paris / tel:01 42 59 69 31)。
メニュー内容は日替わりで、金曜なら前菜がセロリのレムラード、メインがサーモンとインゲン、デザートはレモンタルトだ。日曜なら前菜はウフ・マヨネーズ、メインがブフ・ブルギニヨンとコキエット・パスタ、そしてデザートはチョコレートシューというように、ブラッスリー料理を“自宅外食”できるのだ。さすがパリ!! ビオのワインとプージョランの田舎パン、そして日刊紙ル・パリジャンも合わせて販売している。購入は店で、あるいはクリック&コレクトでも。営業時間が10時〜22時というのも、親切では?

日曜の前菜であるウフ・マヨネーズは、世界チャンピオンを受賞した人気メニュー。日曜以外も追加でオーダー可能だ。価格は2ユーロ。

時分どき、この袋をもって家路を急ぐ人の姿が界隈で見られる。
www.bouillonservice.com
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réalisation : MARIKO OMURA
この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/paris/200524-bouillon-pigalle.html