36歳になったエマ・ワトソン、スタイル変遷を振り返る!

Culture

『ハリー・ポッター』シリーズで一躍スターとなった女優であり、活動家でもあるエマ・ワトソンは、4月15日に36歳の誕生日を迎えた。流行に流されることなく、自分らしさを貫いてきたそのスタイルの変遷を、写真とともに振り返る。

エマ・ワトソンのブリティッシュスタイルの変遷

  • 『ハリー・ポッターと賢者の石』プレミア。(ロンドン、2001年11月4日)photography: UK Press / Getty Images

  • 『マリリン 7日間の恋』プレミア。(ロンドン、2011年11月20日)photography: Dave Hogan / Getty Images

  • ブリティッシュ・ファッション・アワード。(ロンドン、2014年12月1日)photography: Rune Hellestad – Corbis / Corbis via Getty Images

  • METガラ。(ニューヨーク、2016年5月2日)photography: John Shearer / Getty Images

  • 『美女と野獣』フォトコール。(パリ、2017年2月20日)photography: Stephane Cardinale – Corbis / Corbis via Getty Images

  • 『美女と野獣』プレミア。(上海、2017年2月27日)photography: VCG / Visual China Group via Getty Images

  • 深夜トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」出演時。(ニューヨーク、2017年4月27日)photography: J. Kempin / Getty Images for NBC

  • エリゼ宮で行われた男女平等評議会。(パリ、2019年2月19日)photography: Marc Piasecki / Getty Images

  • パリ・ファッションウィークにてスキャパレリ・オートクチュールのショー。(パリ、2022年7月4日)photography: Edward Berthelot / Getty Images

  • ロサンゼルス空港。(2026年2月26日)photography: WWD / WWD via Getty Images

01 / 10

エマ・ワトソンは流行を追わない。そしてその姿勢こそが、彼女を同世代で最も愛されるイギリス人女優のひとりへと押し上げた理由のひとつでもある。「彼女の真価は常にハリウッドの外にあった。知性、思いやり、そして揺るがない信念だ。もし彼女が残りの人生をそれに捧げると決めたなら、ただ尊敬するしかない」と、司会者ジェイ・シェティのYouTube動画(約3時間にわたり自身の人生を語ったもの)のコメント欄で、あるユーザーは綴った。「SNSの美しさがしばしば作り物であるこの時代に、エマ・ワトソンのようであれ」と、別のユーザーも続けた。

2025年9月に公開されたこの長時間のインタビュー映像で、4月15日に36歳の誕生日を迎えたUN Women(国連女性機関)の親善大使である彼女は、飾らない自然体で登場した。ハニーブロンドのハイライトを入れた髪に、体にフィットしたレザーのトップス、スキニーパンツ、そしてバレエシューズ。あらゆるものがソーシャルメディアによって(そしてソーシャルメディアのために)型にはめられているかのような今の時代においては、シンプルな装いと言えるかもしれない。しかし同時にそれは、人目を引くための豪華で派手な装いが主流となっているハリウッドとは、まったく異なるスタイルでもある。エマ・ワトソンはアメリカ人ではなく、イギリス人。だからこそ、5年ぶりとなる今回のインタビューでも、ジーンズにバレエシューズという装いで現れたのだ。まるで「どこにでもいる女性」のような、ごく控えめで親しみやすいスタイル。それは彼女がキャリアの初期から大切にしてきたものでもある。

自分自身のイメージをコントロールする

その変化は、2001年にレッドカーペットに初めて登場した頃からすでに見て取れる。この年、映画『ハリー・ポッターと賢者の石』(クリス・コロンバス監督)が公開され、彼女は一躍世間の注目を集めた。それ以降、10年以上にわたり、彼女はこの大ヒットシリーズに関連するプレミアやイベントに次々と出席し、シンプルな装いを選ぶことが多かった。しかし2011年、彼女は大きな転機を迎える。同年に行われたシリーズ最終作のロンドン・プレミアで、彼女はフリルのあしらわれた華やかなドレスを選び、髪は大胆にショートカットに。彼女の言葉を借りれば、「解放感」を与えてくれるヘアスタイルで、人生で初めて、自分のイメージを自分でコントロールできるという感覚を味わえたという。

2010年代半ば以降、授賞式やガラといった場では、鮮やかな色使いや大胆なプリントを取り入れた装いが目立つようになる。そして2014年、ニューヨークの国連本部で男女平等について印象的なスピーチを行った年を境に、よりオーソドックスなセットアップへと移行していく。一方で、公のイベントを離れると、そのスタイルはぐっとリラックスした、どんな場にもなじむものへ。いわゆる「フラズルド・イングリッシュ・ウーマン」とも呼ばれるスタイルで、カーディガンやケーブルニット、ボタンを留めないトレンチコート、やわらかなニットのマフラーといった、実在・架空を問わずイギリス女性たちの着こなしに着想を得た美学が感じられる。

確かに、エマ・ワトソンはこれまで“ファッションアイコン”と呼ばれる存在ではなく、本人もそうなろうとしてきたわけではない。だが、2月にロサンゼルス空港で見せた最新スタイルは、その印象を覆すものかもしれない。髪をさっとお団子にまとめ、シックなダッフルコートにクリーム色のストレートパンツ、そして黒のレザーのバケットバッグ。ミニマルなこのスタイルは、ケンダル・ジェンナーからジェニファー・ローレンス、オルセン姉妹、スタイリストのフィービー・ファイロ、そして故キャロリン・ベセット=ケネディに至るまで、ファッション業界がアイコンとみなす女性たちの間で広く取り入れられている。彼女が長年にわたってプラダのフレグランス「パラドックス」の顔を務めているのも、決して偶然ではない。

From madameFIGARO.fr

※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。