9月のコート・ダジュールから

Lifestyle
こんにちは、吉田パンダです。
南仏コート・ダジュールと言えば、数々の芸術家に愛された陽光溢れる景色が思い浮かびます。このブログ、いぬパリでも何度かコート・ダジュールの町を紹介しました。

「夏です、バカンスです、いぬパリです。」2009年7月1日
http://column.madamefigaro.jp/travel/inuparis/post-289.html

「ネコが多い古村のラ・チュルビから」2009年7月8日
https://madamefigaro.jp/paris/series/panda-yoshida/post-1.html

ああ、今見ても楽しそう、、、と過去を回想する総集編じゃなかった。
けっこう出張が多いワタクシですが、コート・ダジュールに足を運ぶのは何と二年ぶり。個人的にバカンスを過ごしたい地域No,1の場所に、先日フィガロ編集KIMさんと共に行ってきました。

今回のお供はこちら。

「コート・ダジュールは初めてだなー。ドキがラムネムネ」


ホテルに着いてテラスから外を望めば、海ばかりか空も瑠璃色です。


仕事での撮影はともかく、仕事以外で廻った場所をブログではご紹介します。


まずは腹ごしらえ。


ヴァンスの街にあるマティスのロザリオ礼拝堂も訪ねました。
写真撮影は禁止なので、看板だけでご容赦下さい。←エー!
海藻のように見えるモチーフは生命力を象徴するサボテン。
知らなかったのですが、ヴァンスの街中にある聖堂にはシャガールのモザイク画もあるのだとか。


こちらは隣町、Saint Paul de Venceにある有名なホテル、
「La Colomb d’OR」。


ピカソやシャガールが、宿代や食事代の代わりに置いていったと言われる絵は、今もレストランに飾られています。






「芸術家が集ったこの町を、我が輩も愛しているんだニャ」


そしてお昼はアンティーブの「エデン・ロック」へ。
それこそ、天国のレストランと言いたくなるほどの絶景でした。




さらに移動してピカソ美術館→アンティーブ教会へ。


ムラーノ島につづいてガラスのシャンデリア。

ここまで実に一日の中で動いています(!)。さらにニースのマティス、シャガール美術館に行こうとしたら残念ながら火曜日で休館でしたので、一路ニース近現代美術館へ向かいました。


誰かもエッセイに書いていましたが、僕も美術館の中から見る町並みが好きです。ニースに限らず、パリのオルセーでもルーブルでも。
飾ってあるものとの対比が、作品の幅を膨らませるような気がします。


セザールのとろとろも、ニースの町中で見るとまた、、、。←苦しい。
Cesar Expansion No,27 1971
フラッシュなしなら撮影もOK,、しかも入場無料のこの美術館。おすすめです。他にも現代美術をアレコレ紹介したいのですが、誌面(ないけど)の都合上、そろそろ旧市街で出会ったフレンチブルなどをば。


靴屋さんで出会いしは、まっしろで耳、鼻、尻尾だけが黒いフレンチブルの女の子、ブリちゃん5歳です。
何てつぶらな瞳、これも芸術、、、。かわいい。


「え?アタシかわいい?お耳ピコーーーン!」


「じゃ、遊んでーーー!!!」

この後、アップを撮ろうとしたレンズも、僕のメガネも、
ペロペロなめられることになります。


「KIMさんも遊んでーーー」

元気なブリちゃん。元は留守がちだった友人夫婦の犬で、おばさんはいつも預かっていたのですが、それまで自分が飼っていた犬が亡くなったのをきっかけに、その友人からブリちゃんを良かったら飼わないかとの申し出があり喜んで飼うことにしたのだとか。これほどうれしかったことはない、と仰っていました。
優しい顔をしたブリちゃん、セラピー犬ですね。よしよし。


9月のコート・ダジュールからお届けしました。
次回のいぬパリもどうぞお楽しみに。


写真家。長年住んだパリを離れ、現在フランスはノルマンディー地方にて、犬猫ハリネズミと暮らしている。庭づくりは挫折中。木漏れ日とワインが好きで夢想家、趣味はピアノ。著書に『いぬパリ』(CCCメディアハウス刊)がある。instagramは@taisukeyoshida

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/series/panda-yoshida/9.html