フランスBWAアワード 2022ファイナリスト ヴィルジニー・エオニアン：アフリカとカリブのエッセンスをお届け！

フランスのマダムフィガロBusiness with Attitude選考委員会で7人のファイナリストが選出された。アフリカとカリブの文化、食、手仕事のエッセンスを詰め込んだセレクトボックス「Nooru Box」を考案したヴィルジニー・エオニアンは、Diversidaysの協賛で設立されたポテンシャル賞にノミネートされている。

photo : Nooru Box / Photo presse

コートジボアールのコロゴの蜂蜜、コンゴの写真家ジャン・ドゥパラのモノグラフ、セネガルの文学者でフェミニストのマリアマ・バの処女小説、ハーブティー、アクセサリー、チョコレート、展覧会チケット…。どれもこの数カ月間に届いたNooru Boxの中に入っていたものだ。

35歳のヴィルジニー・エオニアンは、アフリカ東部の主要言語であるスワヒリ語で「光」を意味するこのボックスを2016年に考案した。

当時、テーマ型のボックスの人気は急上昇中。すでにブログ「African links」を立ち上げていたヴィルジニー・エオニアンは、アフロ＝カリビアンの芸術、食文化、手仕事について広く知ってもらう新しい方法としてボックスに着目した。

Nooru Boxは定期契約ではなく単体販売で、2ヶ月に1回、45ユーロ（約6000円）前後で発売されている。また、30ユーロ（約4000円）以下のミニボックス、プロ向けのオファー、そしてセレクトを扱うオンラインショップも考案した。

「アフリカ文化にはいまだにステレオタイプがとても重くのしかかっている」と彼女は嘆く。「多くの人にとって思いがけないことだと思いますが、偉大な作家もいるし、重要な美術館もあり、伝統技術を継承する職人もたくさんいる。彼らの仕事をプロモートしたい」。そしてボックスを通して、アフリカとカリブ諸島についての新しい物語を届けたいと思っている。

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