世界中が恋する王族男子? 英国一の色男カシウス・テイラーとは。

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※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する
「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。
データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

英国王位継承順位では50位にすぎないものの、カシウス・テイラーはイギリスのフォトマガジン、「ハロー」誌から「2026年最注目の独身王族男性」に選ばれた。

カシウス・テイラー。(ニューベリー、2025年11月29日)photography: Max Mumby/Indigo / Getty Images

イギリス国外では名前も顔もほとんど知られていないが、カシウス・テイラーはハロー誌によってイチオシの独身王族男性となった人物。2025年9月に逝去したケント公爵夫人の孫に当たる。ケント公爵夫人の夫はエリザベス女王のいとこで、カシウス・テイラー自身は英国王位継承順位50位にすぎない。しかしながらいま、イギリス中から熱い視線を浴びている。

正統なイギリス王室の血筋ながら本人は王室とあまり関わらずに生きてきた。ナイトライフを好み、イベント業界の仕事を手掛け、時々DJまでこなす。王室の“バッドボーイ”の異名も持つ29歳である。とりわけ2025年10月には3年前に設立したイベント・コンサルティング会社「テルテイル・イヴェンツ(Telltale Events)」の収益が上がらないと突然、会社を解散させたことでも話題になった。現在はフリーランスとして似たような活動を続けており、アートと音楽を融合させたイベントを大口顧客向けに企画している。取引先には日本の大手企業、ソニーの名前もあるようだ。いずれにせよ王室行事や社交界の催しに出席するより、ロンドンのナイトクラブにいたほうが本人はくつろげるらしい。それでも2025年12月にはバッキンガム宮殿で行われた王室恒例のクリスマスランチ会に珍しく姿を見せていた。

芸術家肌の人物

カシウス・テイラーの名前は、イスラム教へ改宗する前のモハメッド・アリの名前、カシウス・クレイにちなんでつけられたものだそうだ。母はレディ・ヘレン・テイラー(旧姓ウィンザー)、父は美術商のティモシー・テイラー。自らの名について「両親からの最高の贈り物」であり、「会話の糸口としては最高」とハロー誌に語っている。

両親からは芸術家気質も受け継いだ。イベント会社の経営のかたわら、ロンドン大学ゴールドスミスでアート・マネジメントを学び、2025年に卒業している。2024年には、アーティストやタトゥーアーティストの展覧会を初企画。この企画は母親のサポートも受けていた。

クイーン・マザーに付き添われて

2001年、4歳だった頃にトゥルーピング・ザ・カラーの行事に参加、エリザベス女王の母、クイーン・マザーに付き添われてバッキンガム宮殿のバルコニーへ連れていかれ、王族の挨拶の練習をさせられた思い出があるそうだ。しかし現在の本人は王室の華やかさなど望まず、願いはもっとシンプルだ。「素晴らしい人たちと出会い、最高のパーティーを開き、健康でいること」が彼の望み。兄や妹のコロンバス(32歳)、エロイーズ(23歳)、エステラ(21歳)よりも社交的で物怖じしない性格の彼は、母親に同行して公式行事にも時々顔を見せる。たとえば2022年3月にはフィリップ王配を追悼する式典に出席していた。

母のレディ・ヘレン・テイラーとカシウス・テイラー、エジンバラ公爵フィリップ殿下追悼式典にて。(ロンドン、2022年3月29日)photography: Mark Cuthbert / UK Press via Getty Images

音楽への情熱

ハロー誌が「長身で美形で社交的」と評したカシウス・テイラーは大の音楽好きでもある。音楽に興味を持ちはじめたのは12歳の頃だ。母レディ・ヘレンがロンドン北西部のウェンブリーで開かれたオアシスのコンサートに連れて行ってくれたことがきっかけだったという。「客席に座っていて、バツが悪かったことを覚えています。母がずっと踊り続けていたので」とその時の思い出をハロー誌に語っている。

テイラー家は家族そろって野外音楽フェスのグラストンベリー・フェスティバルにもよく参加しており、とりわけカシウス・テイラーは熱心だ。ここ7年間は欠かさずに参加しているとか。彼と出会いたい人はどこに行けばいいか、これ以上お伝えする必要はないだろう。

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  • text: Louise Ginies (madame.lefigaro.fr)