泊まれる歴史的建造物へ。鳥取に、大人の知的好奇心を満たす宿「風の 倉吉」が誕生。
赤瓦と白壁土蔵群の街並みが残る鳥取県倉吉市に、“泊まれる歴史的建造物”として、ヘリテージ・リトリート宿「風の 倉吉」が2026年7月17日(金)にグランドオープン。鳥取県指定保護文化財「小川家住宅」と、国登録有形文化財「旧髙多家住宅」を保存・利活用した2棟11室のみの空間に加え、民藝、里山の食、音楽、映像、街歩きまで楽しめる。知的好奇心を刺激すべく、この夏の旅先リストに加えて。
倉吉の歴史を物語る“文化財”に泊まるという贅沢。

歴史的建造物に泊まる魅力は、単にそこで過ごせる希少さだけではない。柱や梁に刻まれた時間や、土地の記憶や人の営みを感じ取り、ふと自分の時間と重なることもある。そんな豊かな一晩に身を預けられる、新しいデスティネーションが誕生。それがヘリテージ・リトリート宿「風の 倉吉」だ。

赤瓦と白壁土蔵群が続く城下町で、長きに渡り大切に守り継がれてきた鳥取県指定保護文化財「小川家住宅」と、国登録有形文化財「旧髙多家住宅」。この分散した2棟の建物に、わずか11室の客室を設えた。鳥取の民藝工芸、三徳山に息づく信仰文化、温泉、里山の自然、土地の食、街の人々との出会い。それらを点ではなく、滞在の流れの中で味わえるように設計している。
倉吉市では現在、白壁土蔵群や商家町に象徴される街並みと生活文化を活かし、滞在価値を再定義する「ノスタルジックリゾート倉吉」創造事業が進んでいる。美しく整えられた観光地というより、暮らしの気配を残したまま、時間をかけて味わいたくなる街に。長期滞在を好む旅行者にも、これは響きそう。
因州和紙、環境と音のハーモニー。土地の美意識が館に宿る。
ここでは五感を研ぎ澄まして、悠久の物語を感じることができる。視覚・嗅覚・味覚を目覚めさせるのは、倉吉の食材と土地の記憶を一皿ずつ表現した「里山キュイジーヌ」。触覚を誘うのは、メニューに用いられた因州和紙。聴覚を癒やすのは、映画『国宝』の音楽を手がけ「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」を受賞した作曲家・音楽家、原 摩利彦氏によるオリジナル館内音楽。空間を埋めるためのBGMではなく、建物の気配、鳥の声、人の往来、街に流れる環境音と重なることで完成するという。
原氏曰く、「自分の心の中の声まで聞こえてきそうな静寂を、邪魔することなく、より深めていける音楽を書きたいと思いました。音の余白の中で、人が考えを巡らせて再生、あるいは変容するような空間を作りたいんです」と語る。

古い建物を、ただ過去のものとして閉じ込めない。そこに灯りをともり直し、人が泊まり、食事をし、街を歩き、また誰かに語りたくなる記憶が生まれる。そんな循環こそ、これからの旅に必要な豊かさなのかもしれない。この夏、心身を少し落ち着かせ、自身の居場所に立ち返りたくなったら、ぜひ訪れてみて。
風の 倉吉
開業日:2026年7月17日(金)
住所:鳥取県倉吉市河原町1969
アクセス:JR倉吉駅より送迎車で約15分。鳥取空港からは電車で約50分+送迎車で約15分。米子空港からは電車で約2時間+送迎車で約15分。
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Instagram:@kazeno.kurayoshi