シャルレーヌ公妃、実はオリンピック選手だった! 彼女の知られざるアスリート時代とは?
プリンセスとなる前、シャルレーヌ公妃はスポーツ選手としてのキャリアで注目を集めていた。幼い頃から水泳に情熱を注ぎ、2007年に競技生活を終えるまで、数々の大会に出場してきた。
現在では誰もが、シャルレーヌ公妃を、アルベール2世大公の妻であり、ジャック公子とガブリエラ公女の母である「モナコ公妃」として知っている。しかし、レーニエ3世とグレース・ド・モナコの息子であるアルベール2世大公と結婚する前、現在の公妃には、トップアスリートとして活躍していたもうひとつの人生があった。幼い頃から水泳に情熱を注いでいた彼女は、元競泳選手で水泳教師でもあった母、リネット・ウィットストックの影響もあり、競技の世界で輝かしいキャリアを築いていった。シャルレーヌ公妃がこのスポーツの世界に足を踏み入れたのは、彼女が育った南アフリカのヨハネスブルグだった。16歳になると、水泳選手としてのキャリアだけに専念するため、学業をやめている。そして1996年、18歳のときには南アフリカ選手権で優勝。キャリアは軌道に乗り、若きシャルレーヌは数々のスポーツ大会で優勝候補となっていった。1999年にはヨハネスブルグで開催されたアフリカ競技大会で、4×100メートル・メドレーリレーで金メダル、4×100メートル自由形リレーで銀メダルを獲得している。

オリンピック
水泳での活躍によって、シャルレーヌはついにオリンピックの舞台へと進んだ。2000年、22歳だった彼女は、シドニー大会で初めてオリンピックに出場。南アフリカ代表チームの一員として、サラ・ポー、マンディ・ルーツ、ヘレーネ・ミュラーとともに、4×100メートル・メドレーリレーの背泳ぎを担当した。選手たちはメダル獲得を目指していたものの、南アフリカ代表チームはメダルには届かず、5位に終わった。同じ年、シャルレーヌはモナコで開催された国際水泳大会「モナコ・マーレ・ノストラム」にも出場し、200メートルで金メダルを獲得した。その2年後、彼女は水泳ワールドカップで観客から大きな声援を浴びることになる。モナコ公国宮殿の公式サイトによると、シャルレーヌはここでも目覚ましい活躍を見せ、50メートル、100メートル背泳ぎ、4×100メートルリレーで3つの金メダルを獲得した。
同じ年、シャルレーヌはマンチェスターで開催されたコモンウェルスゲームズの4×100メートルリレーで2位となった。将来モナコ公妃となる彼女は、懸命にトレーニングを重ね、2008年の北京オリンピックへの出場資格を手にした。しかし、ある事故が彼女の計画を狂わせることになる。2007年、肩を負傷したため、やむなく競技生活に終止符を打ったのだ。当時、彼女はモナコのアルベール2世大公との交際を公にしたばかりだった。トリノ冬季オリンピックでアルベール2世大公の隣に姿を見せ、ふたりの関係を正式に明らかにしていたのである。そして彼女は、水泳プールを離れ、モナコでこれまでとはまったく異なるキャリアを歩み始めようとしていた。
From madameFIGARO.fr
※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
- text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr)
- translation: Hanae Yamaguchi