ベーカリーのフレンチ・バスターズと東京発ダムダムが抹茶コラボレーション。

Paris

パリ市内、増え続けているもののひとつがパン屋さん。フランス語でブーランジュリーと呼ぶところ、ベーカリーと謳っている店も少なくない。その中で異色の存在が「The French Bastards(ザ・フレンチ・バスターズ)」。因習的なパン屋の世界に革命を!と3人の仲間がコンテンポラリーなパン屋を立ち上げ、2018年に1号店をオープンさせた。パリ市内、“〇〇年創業のメゾン”と19世紀や20世紀初頭の年号で伝統を打ち出している店が多いのに対し、フレンチ・バスターズは“昨日創業のメゾン”というスローガンだった。

抹茶のアイスクリームバー。食べごたえ十分な大きさだ。photography:(右)Mariko Omura

ビオの小麦粉を使い、ユニークでおいしいパンやパティスリーの数々でパリっ子を魅了。さらにDJのPeggy Gou(ペギー・グー)をはじめとするコンテンポラリーな音楽・カルチャーとのコラボも行い、従来のベーカリーの枠を超えたエッジの効いた取り組みで、感度の高いパリジャンを虜にしている。いまや店はパリ市内に3軒に。そのうちの1軒、バック通りの店では東京発のクリーンビューティーブランド「DAMDAM(ダムダム)」とのコラボレーション品を期間限定で販売中だ。これは、その近くのデパートのボン・マルシェで開催されている「Super Japon展」でコーナーを出して、ダムダムがパリ上陸を果たした記念である。コラボレーション品はザ・フレンチ・バスターズの人気商品であるアイスクリームバーの抹茶バージョンである。抹茶といったら、ダムダムで人気の目元用美容液「抹茶ブースト アイセラム」の主要成分だ。バーはグリーンの抹茶アイスでコーティングされ、中からクリーミーな抹茶アイスクリームが顔を出す。店内ではポップアップも展開。この冬、場所はまだ不明だけれど、ひょっとすると日本でもコラボレーションの開催があるかもしれないという。この機会に、まずは、ちょっとロックなパン屋の味を発見しておこう。

左: ザ・フレンチ・バスタードのバック店は ウナギの寝床式。通りに面した小さな入り口に、コラボレーションを物語る暖簾を掲げて。 右: 店内ではダムダムのオリジナルトートバックと商品を展開。photography Mariko Omura

The French Bastards
64, rue deu Bac
75007 Paris
営)7:30〜20:00(月~金) 8:30〜20:00(土) 8:30〜18:00(日)
無休
@the_french_bastards
@damdamtokyo

大村 真理子

madameFIGARO.jpコントリビューティング・エディター

東京の出版社で女性誌の編集に携わった後、1990年に渡仏。2006年から「フィガロジャポン」パリ支局長を務めた後、フリーエディター活動を再開。主な著書は『とっておきパリ左岸ガイド』(玉村豊男氏と共著/中央公論社刊)、『パリ・オペラ座バレエ物語』(CCCメディアハウス刊)。