インテリアで気分転換、お手頃価格で夢を叶えるモノプリ。

Paris

パリ市内のあちこちで見かけるスーパーマーケットのMonoprix(モノプリ)。モノプリ・オリジナルの子ども服はすでにパリジェンヌママたちのお気に入りだが、最近インテリア部門も進化を遂げている。手頃な価格の品で、いまを感じさせるおしゃれな部屋への模様替えも気軽にできるようになった。ふたりの女性クリエイターとの最新のコラボレーションを紹介しよう。

ベラ・シルヴァのカラフルな自然。

リスボン生まれのクリエイターBela Silva(ベラ・シルヴァ)は、好奇心に導かれてギリシャをはじめヨーロッパ各地を旅した。そして現在はベルギーのブリュッセルにアトリエを構えている。モノプリとのコラボレーションによって、そこで生み出されたセラミックは、カラフルで躍動感あふれるモチーフがとっても魅力的だ。フランスの18世紀の陶器のように、植物や動物など、彼女は自然にインスピレーション源を求めた。ちょっとラ・フォンテーヌの寓話を思い出させる素朴でラフなタッチ。彼女のデッサンはファブリックにも生かされ、テーブルリネンやヴィンテージ調のワンピースなども……この夏、何かひとつ欲しくなる。

ディナープレート 1枚10ユーロ

楕円のプレートも魅力! 小皿も魅力!

ベラのデッサンはテキスタイルにも映える。

テンセル素材のワンピースはヴィンテージ風だ。65ユーロ

ベラ・シルヴァ、アトリエにて(コレクションは4月1日から発売予定だったが延期)。

インディア・マーダヴィによるグラフィカル・ストライプ。

世界的に有名なIndia Mahdavi(インディア・マーダヴィ)。ジュネーブや東京・青山のラデュレのティールームのデザインを手がけ、一部のエリートの世界だけでなく、一般に広くその名が知られるようになったインテリアデザイナーだ。今回が2度目のモノプリとのコラボレーション。彼女がこの夏のためにモノプリと作り上げたのは、心弾ませるグラフィカルなコレクションである。夏の海岸でおなじみのストライプがインディアのクリエイティブなエスプリによって、リズミカルに揺れるストライプに。食卓を演出するのが楽しくなるうつわの数々に加え、花瓶、カーペット、スツール、クッション、リネン類……インディアのサイケデリックポップで部屋中を満たしたくなる。

インディア・ストライプの食器はパステルカラー! セラミックはたとえば、ケーキ皿 12ユーロ

さらに今回のコラボレーションでは、インディアはそのストライプをテキスタイルデザインにも応用し、彼女にとって初のプレタポルテコレクションをデザインした。製造は、インドのムンバイのCreative Handicraftsという女性による協同組合に依頼。Made in / by Indiaだ! 5月18日からの発売が予定されている。

Made in / by Indiaのプレタポルテ。コットンのチュニック 49ユーロ

スイムウエアも浮輪も同じプリントで!

モノプリ・オリジナルも!

クリエイターとのコラボレーションではないが、ポップコレクションも捨てがたい。その昔はプランタングループで、 その後モノプリが買収したPrisunic(プリジュニック)。いまや幻のチェーン店となったが、過去の洒落たデザインの中からセレクトされたイラストがチャーミングな食器は、軽快な70s気分で夏を楽しく過ごすのにぴったり。

モノプリのポップコレクション。

左:コットンのトルション(50×70cm)3.99ユーロ、右:お盆 16.99ユーロ

Monoprix
www.monoprix.fr

 

大村真理子 Mariko Omura
madameFIGARO.jpコントリビューティング・エディター
東京の出版社で女性誌の編集に携わった後、1990年に渡仏。フリーエディターとして活動した後、「フィガロジャポン」パリ支局長を務める。主な著書は『とっておきパリ左岸ガイド』(玉村豊男氏と共著/中央公論社刊)、『パリ・オペラ座バレエ物語』(CCCメディアハウス刊)。

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/series/paris-deco/200411-monoprix.html