「シースルー禁止」のカンヌで注目された、ベラ・ハディッドのドレスとは?

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カンヌ国際映画祭のレッドカーペットの常連であるモデルのベラ・ハディットは、今年主催者側のドレスコードに従った。というのも、主催者は「ヌードは禁止されている」と改めて強調していたのだ。

2025年5月13日、カンヌのホテル マルティネスを出るベラ・ハディッド。photography: Piovanotto Marco/ABACA

今年のカンヌ国際映画祭ではヌードが禁止された。そして今回は、ベラ・ハディッドもそのことをきちんと理解していた。透け感のあるルックを得意とする28歳のベラ・ハディットも、第78回目を迎える今回は、シースルーへの情熱を抑えざるを得なかった。その理由は? 世界中のレッドカーペットで年々大胆な装いが増加している現状を受けて、カンヌ国際映画祭の主催者たちはこう明言したのだ。「良識の観点から、ヌードはレッドカーペット上でも、映画祭の他のいかなる場所でも禁止されています。」

そして5月13日、開会式が行われたこの日、ベラ・ハディッドは珍しく控えめなドレス姿で華やかに登場した。ジジ・ハディッドの妹である彼女がレッドカーペットに選んだのは、サンローランのクリエイティブ・ディレクター、アンソニー・ヴァカレロによるオーダーメイドのミニマルなブラックドレス。彼女のためだけにデザインされた一点ものだった。

そして、映画祭が定めたドレスコードを完全に守りつつも、モデルとしての自分らしさをきちんと表現することも忘れなかった。少しだけ肌を見せることで、彼女なりの個性を加えていたのだ。アシンメトリーなネックライン、背中の大きく開いたデザイン、そして太ももまで入った深いスリット……。控えめながらも、シンプルなドレスに程よいアクセントを加える要素となっていた。仕上げに選んだのは、ショパールのジュエリーだ。洗練された輝きが、全体のルックを引き立てていた。

ネイキッドドレス

2024年、ベラ・ハディッドはサンローランに非常に大胆なデザインのドレスを依頼し、胸部を完全に露出していた。その3年前の2021年、彼女の胸元は、スキャパレリのドレスにつけられた肺の形をしたゴールドのネックレスで隠されていただけだった。これらのネイキッドドレスは今日ではおそらく許されることはない。

ベラ・ハディッド。(2024年5月、カンヌ)photography: Castel Franck/ABACA

レッドカーペットでは、ベラ・ハディッドが新たにブロンドに染めた髪を披露した。その色合いは姉のジジ・ハディッドを彷彿とさせ、美しい季節の幕開けにふさわしいスタイルだった。彼女のスタイルは完璧そのものだった。

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text: Louise Ginies (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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