2025年のカンヌ国際映画祭、「露出度の高いドレスは禁止」と通達。
Celebrity 2025.05.13
今年の第78回カンヌ国際映画祭では、服装に関するルールがいくつか設けられた。夜の上映でのレッドカーペットではフォーマルな装いが求められ、主催者は「裸は禁止」であることを改めて強調した。

シースルーは世界で最も有名な階段から姿を消すことに? 5月13日(火)から5月24日(土)まで、カンヌ国際映画祭の会場であるパレ・デ・フェスティバルには、フランス国内外の多くのセレブリティが集う。例年通り、彼らは華やかなイブニングドレスに身を包み、レッドカーペットを歩く予定だ。そのためには、いくつかの服装のルールに従う必要がある。実際、カンヌ国際映画祭はプレスリリースを通じ、「良識の観点から、ヌードはレッドカーペット上でも、映画祭の他のいかなる場所でも禁止されています」と明記している。
カンヌ国際映画祭のドレスコード
レッドカーペットにおいて、守るべき最も基本的なドレスコードは、言うまでもなくイブニングウェアである。「グラン・テアトル・リュミエールでのガラ上映では、19時から22時の間、アーティスティック・チームの立会いのもと、イブニングウェア(ロングドレス、タキシード)が必要となります」と、主催者はプレスリリースの中で改めて明言している。さらに具体的には、「リトルブラックドレス」、「カクテルドレス」、「ダークカラーのパンツスーツ」、「黒のパンツにドレッシーなトップス」、「黒またはネイビーのスーツに、蝶ネクタイまたはダークカラーのネクタイ」の装いは許可されている。
靴に関しても、映画祭のスタッフは、カンヌのクロワゼット通りのレッドカーペットを歩くゲストには「ヒールの有無にかかわらず、エレガントな靴やサンダル」の着用を求めており、スニーカーは禁じられている。アクセサリーについては、「トートバッグ、リュック、大きなバッグはガラ上映時に持ち込むことができません」としている。映画祭側は、ゲスト用にパレ・デ・フェスティバル近くのマリティム駅の近くで、深夜24時半まで荷物預かりサービスを提供していることも説明している。
From madameFIGARO.fr
text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi