メイクで肌の透明感を「引き立てる」。プロが教えるひと手間で、ワンランク上の仕上がり！

スキンケアで高めた素肌の"クリア印象"を、ベース＆メイクアップによる技ありレイヤードで強化。計算し尽くされた光と色で、透明印象をもうひと押し。

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【Level Three】透明感を「引き立てる」レイヤード。

＜Concealer＞
6. 肌の上のノイズだけ消去して、均一なクリア肌印象へ。

シミやソバカス、赤みなど、肌の上の"ノイズ"だけコンシーラーで丁寧に消去。「隠したいところが多いほど肌全体を覆いたくなりますが、色を重ねるほど肌は濁るもの。ツヤや質感といった肌の"表情"を最大限に残し、生かして」（水野）

ファンデーションを塗るなら、薄づきツヤタイプ。

透明感キープは"崩れ"との戦いだから、アイテムは最小レイヤードに。ファンデーション必須なら、アラを光で飛ばす、薄づきのツヤタイプを。

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＜Face Powder＞
7. ひとはけのパウダーで、透ける肌をロングラスティング。

「メイク崩れこそ、透明感崩壊のいちばんの原因。濁りにくい透明パウダーの薄膜で肌表面をサラサラに整え、メイク直後のフレッシュ感をキープ」（水野）。美白成分入りのパウダーを選び、日中美白まで兼ねるのもひとつのアイデア。

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＜Reddish Blushes＞
8. じんわりにじむ頰の血色が、ヘルシーな透け感を生む。

白くても、肌の奥の血色を感じなければクリアな印象は半減。「狙うのは、急いで走ってきたような上気した頰。生命感で肌のくすみ印象を一掃します」（水野）。自然な赤みのフェイスカラーで、ヘルシーな血色感とツヤを頰にオン。

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＜Soft-Matte Red Lips＞
9. 赤い唇とのコントラストで、肌の明度を引き上げる。

「顔の中にぽん、と鮮やかな色をひとつ置くと、コントラストで周りの肌が明るく見える。透明感は"錯覚"からも生み出せるんです」（水野）。錯覚装置となる赤リップは、唇を染めるようなセミマットを、中央からぼかすように使いたい。

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＜+1 for Clearness＞
目元のくすみ払いには、ハイライターを部分づけ。

くすみやすい目元のトーンアップも、色ではなく、光で。ノーカラーのハイライターを指先に取り、目頭の部分に点置き。素肌からにじみ出るような微細な輝きが、どんより感をカムフラージュ。

＊「フィガロジャポン」2025年4月号より抜粋

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スキンケア、ベース、メイクアップ。春の透明感、どうつくる？