【CAだけが知っている！？とっておき美容vol４】内側からキレイを育む、各国のヘルシーフード。

航空会社の現役キャビンアテンダント（CA）や、CA経験者に「キレイのひみつ」を聞く好評連載。第4回のゲストは前回に引き続き、昨年までエミレーツ航空に在籍して世界各国を飛び回っていたSENITAさん。ハードな勤務が続いても、身体の内側からキレイを保つ方法とは......？

最長17時間！体力的にハードな世界各国へのフライト。

エミレーツは数ある航空会社の中でも、就航地が多いことで知られています。フライトは文字通り世界各国に及び、SENITAさんが在籍していた時代は、最長でドバイから17時間かかるニュージーランド便があったそう。

「フライト2時間前からブリーフィング、フライト後も機内の片付けやホテルまでの移動を含めると 、10時間越えの長距離便はかなり拘束時間が長いんです。航空法の関係でお休みはきちんといただけていましたが、それでもロングフライトが続くとハードでしたね」

あるときはヨーロッパ、あるときはブラジルと、就航先もバラバラで「CA時代は常にジェットラグ状態でした」と笑うSENITAさん。そんなハードな毎日の中で、体調とキレイを保つ秘密は「たっぷり寝て、しっかり食べること」といいます。

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心地よい香りのアイテムで、睡眠環境を快適に。

エミレーツのクルーは、ドバイを拠点にすることが定められており、SENITAさんもCA時代は、ドバイに自身の部屋があり、リビングやキッチンを同僚とルームシェアしていたそう。

「睡眠環境をとにかく快適に整えたくて、シーツなどのリネン類は、日本で買ったものを持ち込んでいました。寝る前にリラックスできるように、心地よい香りのシャワージェルを使ったり、ベッドルームにはディフューザーを置いていたんです」

SENITAさんのお気に入りは、モルトンブラウンのデリシャス ルバーブ＆ローズのシャワージェルと、ジョー マローン ロンドンのイングリッシュ ペアー & フリージアのディフューザーです。

「モルトンブラウンのこのコレクションは、フレッシュで女性らしい香りです。上品なローズとルバーブが調和した甘い香りで、幸福感に満たされるんですね。ジョー マローン ロンドンは、洋梨のみずみずしさと花々がやさしく香り立ち、ポジティブな気分へと導いてくれます」

気圧が低い上空での勤務は、思った以上に体力が必要とのこと。SENITAさんも気づかぬうちに疲れを溜め込んで、なんと最長24時間、眠り続けてしまった経験があるそう。睡眠環境にこだわるのも納得ですね。

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世界各国の旬の食材で、元気をチャージ！

SENITAさんのもう１つの元気の源は「食」です。

「CAは体力が必要なので、よく食べる人が多い印象です。私もよく食べるほうで、500gのステーキをぺろりとたいらげて、驚かれたこともあるんですよ（笑）」

そんなSENITAさんに、パワーフードからヘルシーランチまで、記憶に残る世界各国の食事を教えてもらいました。

【ブラジル・サンパウロの「アサード」】

グアルーリョス国際空港内のレストラン。アルゼンチン料理のアサードが名物。

「空港内にある、アルゼンチン料理の『アサード』がいただけるお店です。アサードとはバーベキューのことで、アルゼンチンでは皆さん週末に自宅で楽しんでいるんですね。アルゼンチンのお肉はジューシーで、フライトの合間にエネルギーをチャージしてくれます」

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【ブラジル・サルバドールの「肉＆温野菜」】

「とはいえ、ブラジル滞在中はどうしても肉中心になりがちなので、野菜も食べたくて選んだお店がこちらです。カラフルな街並みのレンソイスで、地元の人にも人気のレストランでした。お肉はもちろん、副菜にソテーやスチーム野菜がたっぷりで、大地の恵みが全身に行き渡る感じでした」

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【アラブ首長国連邦（UAE）・ドバイの「ポケボウル」】

「こちらはエミレーツ時代に住んでいたドバイでお気に入りの一軒。ビーチ沿いにある、オールデイブレックファーストが人気のお店で、ヘルシーなメニューがいただけます。写真の『ポケボウル』は、サーモンもアボカドも新鮮！ ビーチ沿いをウォーキングした後にぴったりの一皿でした」

世界中のどこにいても、お肉もお魚も野菜もしっかり食べて、オフの日はきちんと休むSENITAさん。ハードなワークスタイルの人ほど、睡眠と食という「基本」を大切にしているという、お手本かもしれません。