【CAだけが知っている!?とっておき美容vol1】機内の過酷な乾燥をのりきる「手軽で頼れる保湿ケア」
Beauty 2024.11.25
世界各国を飛び回る、航空会社のキャビンアテンダント(CA)。勤務時間も不規則な忙しい毎日のなかで、キレイを育むヒミツとは......? 現役CAや過去のCA経験者に、とっておきの美容情報を聞く新連載。第1回は、外資系航空会社に勤務するAWさんに、乾燥対策に力を発揮する保湿ケアを教えていただきました。
今回紹介してくれたCA:AWさん
2015年からキャリアをースタート。国内のMCCに4年半在籍したのち、現在は外資系の航空会社に勤務。月1回の10時間を越えるロングフライトのほか、日本と台湾の行き来が多い。美肌をキープする秘訣は「たっぷり睡眠を取ること」。
勤務の合間にシュッ! CAに人気のオイルインミスト。
現在、北米やヨーロッパなどの長距離フライトは、ロシア領空を迂回するため、以前より2~4時間多くかかるといいます。その間ずっとお客様もクルーも、機内の過酷な乾燥にさらされることに......!
「機体のなかには、湿度を保つ機能を搭載したものもありますが、それでも台湾出発便は、北米まで16時間近くかかるんです。フライト後は乾燥がひどく、肌もボロボロになりがち。滞在先のホテルも乾燥しますから、『保湿推し』のCAは多いと思います」
AWさんが頼りにしているのが、シーエヌピーラボラトリーのミスト。オイル成分を配合して、潤いを閉じ込める働きがすぐれているそう。
「機内用カバンに忍ばせて、乾燥が気になったらサッとスプレーします。美容液が入っているので、化粧水でも乾きにくいんですね。いろいろ試したミストのなかでは、香りも心地よくて同僚CAの間でも人気です」
滞在先のホテルに着いてぐったり疲れた夜も、手軽にシュシュッと保湿できるのが魅力。これから乾燥が気になる季節、忙しい女性の味方になってくれそうな1品です。
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簡単に落とせてあと肌が潤う、敏感肌用クレンジング。
10時間を越えるような長距離フライトの際には、交代で休憩の時間があります。そんなときには、肌を休ませるために一度メイクをオフすることも。
「クルーは"洗面所を使ってゆっくり洗顔"というわけにはいかないので、ビオデルマのクレンジングが活躍します。コットンにひたひたに浸透させて、さっと拭き取るだけ。私は肌が敏感なので、シートタイプのクレンジングだとヒリヒリすることもあるんです。でもこれは、拭き取ったあとのしっとり感が優秀です」
100mlのミニサイズは、機内持ち込みができるため、CAの愛用者も多いそう。持ち歩きしやすいサイズ感なので、ジム通いや国内旅行にも重宝しそうです。
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オフは「台湾の敏感肌コスメ」で肌をメンテナンス。
早朝便のために朝4時起きのこともあれば、22時過ぎに出発する深夜便を担当することもあるAWさん。たとえ短いフライトであっても、「勤務が続くと肌が揺らぎやすくなる」といいます。日本でのオフタイムには「敏感肌用スキンケア」で、いたわってあげるそう。
「ずっとドクターズコスメを愛用していて、最近のお気に入りは台湾の『ドクター ウー』です。現地のドラッグストアで売っていて、洗顔が日本円で¥3,000前後、美容液が¥5,000前後と、手の届きやすい価格なんです」
台湾のクルーにすすめられたことをきっかけに、日本の同僚の間にも口コミで広がったそう。それまで台湾コスメを使ったことがなかったAWさんですが、「試してみてよかった」と笑います。
「メイクアップリムーバーも泡の洗顔料も、すごくやさしく汚れをオフしてくれるんですね。洗顔後につっぱらないのも魅力です。マンデル酸を配合した赤い美容液は、ピーリング効果があるのに、ピリピリしないのがうれしい。しっとり肌になじんで、表面がすべすべの質感に整います」
スキンケアで肌の土台が整うことで、メイクのノリもよくなるとか。次回はそんなAWさんの「メイクアップ法」についてお届けします。
KoLabo https://www.kolabo.info/
Interview & text: Namiko Uno