レザーと羽根で彩られた、デュア・リパの2着目のウエディングドレスとは?
6月5日(金)、デュア・リパとカラム・ターナーは、イタリアで行われる結婚式の祝賀行事の幕開けとして、ウェルカムパーティを開いた。その席で、デュア・リパは真っ白な美しいドレスをまとっていた。
ロンドンの市庁舎で挙式してから1週間後、デュア・リパとカラム・ターナーはシチリア島へと飛び立った。新婚のふたりは、数多くの著名なゲストに囲まれながら、3日間にわたって結婚を祝っている。祝賀行事は6月5日(金)、パレルモのクローチェ・デイ・ヴェスプリ広場で開かれたウェルカムカクテルパーティで幕を開け、その後、映画『山猫』のロケ地としても知られるシチリアの名門宮殿、ヴァルグアルネーラ・ガンチ宮殿でディナーが催された。初日の夜、デュア・リパは美しい純白のドレスをまとい、ゲストたちを迎えた。
ファッションへの強いこだわりで知られるデュア・リパは、この日もひときわ注目を集めた。花嫁がまとっていたのは、ボッテガ・ヴェネタよる特注の編み込みレザードレス。イタリアのラグジュアリーブランドを象徴する「イントレチャート」技法によって仕立てられた一着だ。ドレスは大胆に背中の大きく開いたデザインを採用し、裾にはフリンジ付きのスカートがあしらわれていた。さらに、軽やかに揺れる羽根がアクセントとなり、華やかな印象を演出していた。デュア・リパはこのウエディングドレスに、スカートと同じダチョウの羽根で飾られたアンディアーモ クラッチバッグを合わせ、洗練されたコーデを完成させていた。

photography: Zavattini Sonia/Snapix/ABACA
ジュエリーブランド、ブルガリのアンバサダーを務めるデュア・リパは、この日、数々の豪華なジュエリーも身に着けていた。腕時計「トゥボガス マンシェット」をはじめ、シトリン、ルベライト、ペリドット、アメジスト、トパーズ、スペサルティンガーネットがあしらわれた螺旋状のブレスレット、さらに総計約12カラットのダイヤモンドをまとっていた。右手首には、ピンクゴールドにペアシェイプカットのエメラルドと24カラットのダイヤモンドを組み合わせた「セルペンティ パリーニ」ウォッチを着用。また首元には、ダイヤモンドを敷き詰め、オニキスをあしらった「セルペンティ」のネックレスを合わせ、さらに存在感あふれるペアシェイプカットの大粒ブルータンザナイトを身に着けていた。

photography: Zavattini Sonia/Snapix/ABACA
ビアンカ・ジャガーへのオマージュ
ロンドンでの結婚式以来、デュア・リパは次々と披露する華やかな装いで注目を集めている。5月31日、夫カラム・ターナーの腕に寄り添って市庁舎を後にした際、彼女が選んだのは、ダニエル・ローズベリーが手がけたスキャパレリのオートクチュールだった。ウエストを美しく絞ったアイボリーのブレザーに、ゴールドのジュエリーボタンをあしらい、白いレースで縁取られた立体的なビスチェとアシンメトリーなスカートを合わせた洗練されたスタイルだ。
しかし、この日の視線をさらったのは、そのアンサンブルだけではなかった。ひときわ存在感を放っていたのが、デュア・リパが選んだつば広のハット。帽子デザイナーのスティーブン・ジョーンズによるこの帽子は、内側に金箔が施されており、花嫁らしい気品とドラマティックな華やかさを演出していた。
この花嫁衣装は、1970年代のファッションアイコン、ビアンカ・ジャガーがまとったスタイルに着想を得たもののようだ。1971年5月12日、サントロペでローリング・ストーンズのボーカリスト、ミック・ジャガーと結婚した際、彼女はイヴ・サンローランの「ル・スモーキング」のクリーム色のジャケットを素肌の上に羽織り、ロングスカートとチュールベールをあしらったサンハットを合わせていた。当時は物議を醸したこのブライダルルックだったが、その後ファッション史に名を刻む存在となった。というのも、「ル・スモーキング」ジャケットがランウェイに登場したのはそのわずか4年前で、このモデルは女性のためにデザインされた初のタキシードだったからだ。それ以来、スカートスーツは女性ファッション界における象徴的なスタイルのひとつとなった。ロンドンでデュア・リパが披露したアンサンブルは、その影響力が今なお色あせていないことを示している。
From madameFIGARO.fr
※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
- text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi