ドナルド・トランプも魅了した、ブリジット・マクロンのエレガントな白黒スーツスタイル。
6月15日(月)、フランス大統領とその妻は、G7首脳らとの夕食会に出席するためエビアンを訪れた。この場で、フランスのファーストレディーはひときわ注目を集めた。

(エビアン、2026年6月15日)photography: PA Photos/ABACA
フリードリヒ・メルツ独首相、キア・スターマー英首相、ジョルジャ・メローニ伊首相……。マクロン大統領夫妻は6月15日(月)、エビアンのオテル・ロワイヤルで開催されたG7開幕に伴うワーキングディナーで、多くの各国首脳を迎えた。その中で、ドナルド・トランプ大統領はルイ・ヴィトンの白と黒のスーツを纏ったブリジット夫人の装いに魅了されたようだった。すっかり魅了された様子の米国大統領は、ファーストレディーのこめかみにキスをした後、夫が見守るなか、彼女と手をつないでその場を後にした。

(エビアン、2026年6月15日)photography: Abd Rabbo Ammar/ABACA
こうした注目を集めた理由のひとつは、ブリジット夫人の装いにあったのかもしれない。彼女のスタイルは、フランスファッションの魅力と、元フランス語教師であるブリジット・マクロンが愛するデザイナーたちのセンスを際立たせていた。この日の彼女は、ルイ・ヴィトンのウィメンズコレクションのアーティスティック・ディレクターであり、長年お気に入りのデザイナーでもあるニコラ・ジェスキエールが手がけたスカートスーツを選んだ。構築的なシルエットのジャケットは、スリット入りのロングスリーブに3列のボタンを備え、さらに画家モンドリアンの作品に見られる格子模様を思わせる黒いディテールがあしらわれていた。スカートはジャケットのモチーフをさりげなく引き継ぎながら、膝上で終わるストレートなシルエットに仕上げられていた。
この装いに、先の尖った黒のパンプスとレディディオールのクラッチバッグを合わせていた。このバッグは、ブリジット夫人が数多くの公式行事で愛用してきたモデルであり、彼女の愛用品として知られるマイ ディオールのミニバッグに劣らないほどのお気に入りだ。さらに、シルバーの腕時計や、複数のリングが連なった幅広のブレスレット、そして輝く3つの指輪が装いを完成させていた。まさにフランス流エレガンスを体現したスタイルであり、アメリカ大統領もその魅力に無関心ではいられなかった。
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※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
- text: Axelle Dusart (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi