「私が稼がなければ」ジェニファー・ガーナー、ベン・アフレックとの離婚後、お金の不安でパニックに。

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ベン・アフレックとの離婚から8年、アメリカの女優ジェニファー・ガーナーは、自身のキャリアが後退していたことに気づき、今後は経済的な責任の一部を自分ひとりで担わなければならないと実感した。

ジェニファー・ガーナーは、ある時期を振り返り、突然、金銭が大きな不安の種になったことを明かした。8月25日に公開されたポッドキャスト番組「Aspire with Emma Grede」にゲスト出演した女優は、ベン・アフレックとの別居と離婚が自身の経済面に及ぼした影響について語った。10年間の結婚生活を送ったふたりは、2015年に破局を発表。その3年後に正式に離婚が成立した。

女優にとって、この新たな生活は何よりも、自分自身の状況を見つめ直すきっかけとなった。3人の子どもたちの世話をするため、徐々に撮影現場から離れていたジェニファー・ガーナーは、自身のキャリアも中断していた。そんな状況が、離婚を迎えたとき、突然、経済的にも不安定なものに感じられたという。「離婚後、ひとりになって、自分が仕事からどれほど離れてしまっていたのかに気づいたとき、パニックになりました」と、彼女はエマ・グレデに語った。さらに、こう続けている。「突然、自分があとどれくらい仕事を続けられるのか、分からないことに気づいたのです」

ロサンゼルスで働く

こうした不安の背景には、女優という仕事ならではの現実もあった。ジェニファー・ガーナーは、年齢によって仕事の機会が変化していくハリウッドを、いつまでも頼り続けることはできないと分かっていた「『60歳?55歳?43歳?じゃあ、これまで以上にギャラを上げましょう!』なんて言ってもらえる仕事ではなありません」と、彼女はポッドキャストで語った。さらに、もうひとつの責任があった。それは子どもたちの存在だ。ガーナーは、どんな条件でも撮影に復帰し、数カ月にわたってヴァイオレット、フィン、サミュエルのもとを離れることは望んでいなかった。「ロサンゼルスで仕事をすることはできる。でも、6カ月間ずっと子どもたちと離れているわけにはいかない、と思いました」と、彼女は振り返る。こうした制約から、ガーナーは自分と家族の生活を支えるために、これまでとは違った方法を考えなければならなくなった。

ジェニファー・ガーナーはそこで、女優という仕事だけに頼らない経済的な安定を築かなければならないと気づいた。「生活にはお金がかかるし、どうやって暮らしていくのかを考えなければなりません」と、彼女は語っている。また、彼女によれば、有名であることが経済的な保障になるわけでもない。「一般の人たちに知られているからといって、それだけで必ずしも余裕のある暮らしができるわけではありません」と説明。そして、この考えを突き詰めた彼女がたどり着いた結論は、いたってシンプルなものだった。「自分で稼いでいかなくては」

新たな収入源

2026年、サッグ・ハーバーで開催されたベイ・ストリート・シアターのガラに出席したジェニファー・ガーナー。
(ニューヨーク、2026年7月11日)photography: Sonia Moskowitz / Getty Images

この気づきをきっかけに、ジェニファー・ガーナーは、2017年に参画したベビー・キッズ向け食品を手がける企業、Once Upon a Farm(ワンス・アポン・ア・ファーム)への投資をさらに加速させた。女優業とは別の事業を展開しながら、自分のスケジュールもある程度コントロールできる方法を、彼女はこの会社に見いだしたという。「Once Upon a Farmは、この取り組みにおいてとても重要な役割を果たしました。すごいことに、本当にうまくいっているんです」と、彼女は語っている。その戦略は、現在、成果を上げつつあるようだ。同社は2026年2月に株式を公開し、上場時の企業価値は7億2400万ドルと発表された。

ジェニファー・ガーナーにとって、こうした一部のキャリア転換は、子どもたちのために費やした年月を後悔しているということでは、決してなかった。それどころか、彼女はこう語っている。「仕事と家庭生活を両立し、ほとんどの時間を子どもたちの世話に充てることができた私は、とても恵まれていました。仕事と家庭、その両方を手に入れることができたんです」現在、子どもたちが成長したことで、女優は少しずつ撮影現場へ戻ることができるようになっている。だが、お金に対する彼女の考え方は、どうやらすっかり変わったようだ。ベン・アフレックとの離婚は、単にひとつの恋愛関係に終止符を打っただけではなかった。それは同時に、ジェニファー・ガーナーに、自身のキャリアや収入、そして家族のために築きたい経済的な安定について、これまでとは違った視点で考えるきっかけをもたらしたのである。

From madameFIGARO.fr

※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

  • text: Lovelly Ndinga Ikobo (madame.lefigaro.fr)
  • translation: Hanae Yamaguchi