2023年第76回カンヌ国際映画祭【毎日更新】80歳のハリソン・フォードの登場！３日目のカンヌ大階段。

Culture 2023.05.19

3日目の大階段。5月18日、無敵のインディ・ジョーンズが、シリーズ『インディ・ジョーンズ』最新作の上映会に登場、ハリウッドの雰囲気たっぷりのレッドカーペットとなった。特別招待作品として出品された本作は今回の上映がワールドプレミアとなった。

ハリソン・フォードと、カンヌ国際映画祭会長イリス・ノブロック。(カンヌ、2023年5月18日) photography: AFLO

パレ・デ・フェスティバル周辺に集まったファンたちから、カメラを構え準備万端のカメラマンたちまで、誰もが彼を待っていた。映画祭3日目となる5月18日は、カンヌ映画祭に超豪華ゲストが訪れた。無敵のインディアナ・ジョーンズこと、御年80歳の世界的スター、ハリソン・フォードが華麗なタキシードに身を包み、レッドカーペットに登場。特別招待作品として出品されたシリーズ5作目となる『インディ・ジョーンズ運命のダイヤル』ワールドプレミア上映のために来場した。彼と並んで、監督のジェームズ・マンゴールドをはじめ、マッツ・ミケルセン（『アナザーラウンド』）、フィービー・ウォーラー＝ブリッジ（『Fleabag フリーバッグ』）といった共演者たち、そして、ドラマ『アリー my Love』のアリー・マクビール役で強烈な印象を残した妻のキャリスタ・フロックハートも会場入り。夫婦は手を繋いでレッドカーペットを歩き、喜びと思いやりに溢れた、仲睦まじい様子を見せてくれた。

彼らの前にも、すでに18時30分頃から、フランスのスターたちが華やかな衣装を纏って次々と到着していた。ある視点部門に出品されているステファニー・ディ・ギウスト監督の新作『Rosalie』のキャストも全員揃って登場。ナディア・テレスキウィッツ、ブノワ・マジメル、ギヨーム・グイ、ジュリエット・アルマネ、ギュスタヴ・ケルヴェルヌ、そして、同作が親子初共演となるバンジャマン・ビオレと19歳の娘アンナ・ビオレの姿もあった。アンナはディオールのドレスに身を包んでいた。

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クロワゼット大通りのミュージシャンたち

上映会に訪れたセレブたちも型破りなドレスでカンヌのレッドカーペットを彩っていた。歌手のイズー、ラッパーのオレルサンをはじめ、音楽界のスターが続々と来場。ビラル・ハッサニは羽根飾りのついたヘッドドレスとゴールドのドレスでセンセーションを巻き起こした。電子音楽の旗手ジャン＝ミシェル・ジャール、ボリウッドスターのアイシュワリヤー・ラーイの姿もあった。XXLサイズのフードつきメタリックドレスに身を包んだインド人女優はドレスアップのお手本を示してくれた。とはいえ特筆すべきは、テレビ番組「J’irai dormir chez vous（お宅に泊まりに行きます）」のスター司会者アントワーヌ・ドゥ・マクシミだろう。いつものリュックサックは置いて、今日はエレガントなタキシードで登場した。

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