シドニー・スウィーニー、過激なメッセージスウェットが話題に。

Culture 2024.04.23

アメリカの女優で、ドラマシリーズ「ユーフォリア/EUPHORIA」で知られるシドニー・スウィーニーは、しばしば「あまりにもセクシーすぎる」と批判されている。彼女はInstagramでメッセージ入りのスウェットシャツを着て、これに反撃した。

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GLAADメディア賞でのシドニー・スウィーニー。(ロサンゼルス、2024年3月14日)photography: ABACA

メッセージが書かれたスウェットは流行遅れと思われていたが、シドニー・スウィーニーにとってはまだ現役アイテムのようだ。とりわけ物事をはっきりさせるときには必要だ。彼女はドラマシリーズ「ユーフォリア/EUPHORIA」で数々の才能を発揮している俳優のひとりとして知られ、ハリウッドのプロデューサーの発言に対抗するため、メッセージ入りのスウェットを着用した。そこには「Sorry for having Great Tits(すごいおっぱいでごめんなさい)」と書かれていた。「バラエティ」誌によると、プロデューサーのキャロル・バウムは、「演技ができない若手女優が成功を収めたのは、ひとえに彼女の胸のおかげだ」と発言した。さらに、彼女のヒット映画『エニワン・バット・ユー』は「単に見るに堪えない」と述べた。

この言葉は、映画評論家ジャネット・マスリンとのやり取りの中で発せられた。:「今誰もが大好きな女優がいる。それはシドニー・スウィーニー。(中略)彼女のこと、そしてなぜ皆んな彼女の話をしているか知りたかった。憎み合うロマンチックコメディが好きな人には申し訳ないけれど、この映画は観るに耐えなかった。」南カリフォルニア大学の教授でもあるこの女性は次のように付け加えた。「私は学生たちに『この少女について説明してちょうだい。彼女は可愛くもないし、演技もできない。なぜ彼女はこんなにセクシーなの?』と尋ねました。」

ドラマシリーズ「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾート」にも出演した女優シドニー・スウィーニーの広報担当者は、これらの発言を受けて、「自身の専門知識や経験を共有する立場にある女性が、他の女性を攻撃することを選んだことは悲しいです。これが、彼女が業界で何十年も学んできたことで、彼女が自分の学生たちに教えるべきだと考えているのだとしたら、それは恥ずべきことです。他の女性を不当に貶めることは、バウム氏の人柄について多くを物語っています。」と述べた。一方、「TMZ」は、プロデューサーがすでに「一連の騒動について後悔の念を表明している。」そして「あのような発言を後悔している。」と報じている。

シドニー・スウィーニーが胸にまつわる恥ずかしい状況に直面するのは、今回が初めてではない。昨年12月、彼女は雑誌「グラマー」に対し、いくつかの記事の見出しに傷ついていると打ち明けた。「私は他の誰かが着るかもしれない全く同じドレスを着ているだけ。私はただ胸があるだけ。もし誰か他の人がそれを着ていたら、『ああ、とてもエレガントで洗練されている』と言われるのかも。私に胸があるからといって違うわけではないわ」と述べた。そして、胸のサイズを小さくするために手術を受けることさえ考えたと説明した。「学生時代、自分の胸の大きさに違和感を感じていて、18歳になったら胸を小さくするために整形すると言っていたの。そしたら母がこう言ったの。『大学生になったら後悔するわよ』と。しなくて本当によかった。私は自分の胸を愛している。私の親友よ。」

友人たちとボートに乗ってバカンスを過ごし、最高の人生を送っているように見える彼女にとって、このスウェットを着ることで、露骨な説明が必要なかった。彼女の写真に反応して投稿されたコメントのひとつに要約されている:「このスウェットがすべてを物語っている。彼女を嫌うすべての人にご挨拶!」

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シドニー・スウィーニーのスウェットには「すごい胸でごめんなさい」というメッセージが書かれている。(スライド7枚目)Instagram @sydney_sweeney

text: Justine Feutry (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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