あのクリエイターも密かにフォロー。SNSで見つけた次世代アーティストとは?

Culture 2024.11.19

普段からアートにインスパイアされているデザイナーやクリエイターがSNSで密かにフォローしているアップカミングなアーティストとは? いま日本で期待の若手作家と併せて、編集部がインスタグラムを徹底調査。


デザイナー&クリエイターがフォローする注目株。

@anthonyvaccarello
アンソニー・ヴァカレロ
サンローラン クリエイティブ・ディレクター

mathieu-adam-02-2-241008.pngMathieu Adam
@mathieu__adam

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ベルギー出身。ブリュッセルの美術学校を卒業して現在はパリで活動。主に自然をテーマに、立体的な切り絵を制作する。ひとつの作品を作るのに通常200〜600本のメスの刃を使っており、タイトルにも刃の数を記している。


@jonathan.anderson
ジョナサン・アンダーソン

ロエベ クリエイティブ・ディレクター

241021_sns_artists_23.pngErnst Yohji Jäger
@e_yohji

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ドイツ出身、ウィーン在住。ドイツと日本にルーツを持ち、ウィーン応用芸術大学と東京藝術大学でアートを学んだ経歴が。抽象画と具象画の境界線が曖昧な油絵を描いており、東洋と西洋のカルチャーや伝統が反映される。


241021_sns_artists_24.pngJames Iveson
@james.iveson

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イギリスのサウスポート出身、ロサンゼルス在住。独特な色使いとカラーブロックが特徴で、娘のノーマを題材に描くことが多い。彼の絵画の多くは明確な顔の表情はなく、特に装いや身振り、仕草に焦点が当てられている。


@themarcjacobs
マーク・ジェイコブス
デザイナー

241021_sns_artists_21.pngEdward Kanarecki
@designandculturebyed

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ポーランド出身のコラージュアーティスト兼クリエイティブコンサルタント。SNSで人々が同じランウェイ写真を投稿していることにうんざりした彼は、自分が気に入ったコレクションのコラージュ作品を制作するように。


@louise_trotter_
ルイーズ・トロッター
カルヴェン クリエイティブ・ディレクター

241021_sns_artists_22.pngMichelle Jackson Mannix
@michellemannix_art

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ニューヨークでアーティスト、料理家、デザイナーと多方面で活動。鉛筆やアクリル絵の具、オイルスティックを使い、大胆な色彩のレイヤーを作り出すとともに躍動感ある力強い筆使いで抽象画をエネルギッシュに描く。


241021_sns_artists_20.pngMeg Alty
@meg.a.art

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2024年エディンバラ芸術大学を卒業。半透明の素材に油絵の具を使って描き、そのリアルな絵を刷毛でぼかす手法をとる。絵画とインスタレーションのどちらにも捉えられるアート作品は幻想的でノスタルジアを感じさせる。


@petrafcollins
ペトラ・コリンズ

アーティスト・映像監督

241021_sns_artists_26.pngEsme Blegvad
@esmerelduh

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ニューヨークを拠点に、ユーモラスで表情豊かなキャラクターの風刺漫画やアニメーションを制作。2018年までタヴィ・ゲヴィンソンによる媒体「Rookie Magazine」のイラストレーターとして働いていた経歴を持つ。


@cococapitan
ココ・キャピタン
写真家・アーティスト

241021_sns_artists_22.pngMarcus Brutus
@marcusjbrutus

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ハイチからの移民を両親に持つ、ニューヨーク在住の彼がメインで描くのは黒人男性と女性。人混みの中、家の中、そしてスポーツシーンなど、色彩豊かで目を引く背景やセンスの良いファッションが特徴的。


241021_sns_artists_27.pngGoia Mujalli
@goiamujalli

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リオデジャネイロに生まれ、現在ロンドンを拠点に活動。作品のテーマの根源にあるものは彼女の故郷。リズミカルなモチーフ、鮮やかな色を通して、生まれ育ったブラジルの熱帯の雰囲気やエネルギーを表現している。


@lottavolkova
ロッタ・ヴォルコヴァ
スタイリスト

241021_sns_artists_28.pngJeffery Sun Young Park
@youngsunceramics

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韓国系アメリカ人でクィアの彼は、韓国の歴史とトッケビ(韓国の精霊・小鬼)からインスピレーションを得た、星や花、サボテンなどのポップなモチーフの陶器を制作。認定結婚・家族セラピストとしても活動している。


241021_sns_artists_29.pngWill Sheldon
@willsheldon

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中国で生まれ、現在はニューヨークを拠点にアーティスト活動をしている。サブカルチャーとファンタジーの分野に特に興味を持っており、モチーフはさまざまだが、人形や風景を比喩的に描くことを得意としている。


241021_sns_artists_30.pngJulia Garcia
@__joolz

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アメリカの家庭の様子や、動物をハントする女性など、リアルでもあり非現実的でもある、架空のシーンを描く。コラージュのように見える絵画は、アクリルとインクを湿ったキャンバスに塗布するというユニークな手法から。


90年代日本生まれの新進気鋭。

241021_sns_artists_38.pngAya Courvoisier アヤ・クヴァジエ
@ayacourvoisier

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フランスと日本にルーツを持っており、大学進学を機に渡仏。パリで陶芸を学び、2019年に日本に帰国。東京を拠点に、セラミックアーティストとして活動する。真珠の縁取りがエレガントな「PERLE」シリーズが代表作。


241021_sns_artists_37.pngManami Miyamoto 宮本愛美
@miyamotomanami_collage

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2017年よりコラージュアーティストとして活動スタート。現在は、ファッション誌や広告のグラフィックアートワークのほか、空間ディレクション、ファッションスタイリング、DJなど表現方法の幅を広げている。


241021_sns_artists_31.pngYuka Numata 沼田侑香
@numatayuka.artwork

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デジタルネイティブ世代に生まれた彼女は、PC上のバグやグリッチなど、モニター上で起こる映像の乱れをテーマにピクセルアート作品を制作。素材にはアイロンビーズを使用し、ダイナミックな色使いと立体感が魅力。


241021_sns_artists_32.pngSatsuki Mishima 三嶋さつき
@satsukim12

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ピンク色の作品が印象的な絵描き兼イラストレーター。「幼少期、女の子らしすぎるという自意識が邪魔をしてピンクが好きだと言えず、青や紫を選ぶ子だった」という彼女は、大人になりあらためてピンクと向き合ったという。


241021_sns_artists_33.pngConvenience Young コンビニエンスヤング
@convenienceyoung

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「便利な物に溢れ、埋もれそうになりながらも自分という存在を主張する」というコンセプトのもと、「便利な時代に生まれた若者」の名で活動。色彩豊かなクレヨンタッチが愛らしく、Tシャツやステッカーなどのグッズも人気。


241021_sns_artists_34.pngShiomi Wada ワダシオミ
@shiomiwada

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ユーモラスな人物画から動物や植物まで、描くモチーフはさまざま。「特別ではないが忘れたくない温かい瞬間」、「ちょっと変なもの」、「美しくなくても可愛いもの」、「明るい気持ち」と「暗い気持ち」をアクリル画で表現する。


241021_sns_artists_36.pngMarina Tanaka 田中マリナ
@tanakamarina_illustration

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2021年よりクライアントワークとは別にアーティスト活動(=自己表現)を本格始動。もともと文章を書くことがライフワークだった彼女は、展示の際にこれまで書き溜めていた言葉やセリフを絵に添えて展示するように。


241021_sns_artists_35.pngAlia Sugawara 菅原ありあ
@alia.sugawara

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墨汁と、時にブラックマーカーも使って描く墨絵アーティスト。現実と別次元・空間のダークシーンを組み合わせたものを題材としており、日本画とモダンアートの双方のムードを感じさせる不思議な曖昧さが魅力。


241021_sns_artists_30.pngKarin Okoso 大社カリン
@karin_okoso

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学生時代からモデル活動をする傍ら、2013年からアーティスト活動を本格化。シルバーやゴールドの煌めくアクセントが印象的な抽象画を描く。現在放映中のキリンビールのCMにて6点の描き下ろし美術作品が使用されている。

*「フィガロジャポン」2024年11月号より抜粋

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