シルヴィ・ギエムが指導風景を初公開。オーストラリア・バレエ団『ドン・キホーテ』、間もなく上演！

名門オーストラリア・バレエ団がヌレエフ版『ドン・キホーテ』を携え、15年ぶりの来日！ 5月30日（金）〜6月1日（日）の3日間、東京文化会館にて公演を行う。バレエ団を率いるのは、2021年から芸術監督を務めるデヴィッド・ホールバーグ。これまでアメリカン・バレエ・シアターとボリショイ・バレエでプリンシパルを務めてきたスターダンサーだ。

さらに今回は、バレエ史に大きな軌跡を刻んだ伝説のバレリーナ、シルヴィ・ギエムが作品指導をつとめることでも話題に。公演に先立ち、そのギエムとホールバーグによる公開リハーサルが行われた。

ギエムが作品指導の様子を日本で公開するのは初めてのこと。この日の公開リハーサルに登場したのは、2日目夜の主役キャストを務めるジル・オオガイとマーカス・モレリ。2023年にプリンシパル・アーティストになったばかりのフレッシュなふたりの踊りは、レジェンドのアドバイスによって、一層磨きがかかったものに。

オオガイとモレリが主役キャストとなる5月31日（土）18:30の公演回では、ギエムとホールバーグのプレトークが開催される。作品の見どころやリハーサルの過程について、指導者の目線からたっぷりと語られる特別な機会。作品とともに、ぜひお見逃しなく！