ペネロペ・クルスがレッドカーペットを魅了した瞬間を総覧。
スペイン人女優ペネロペ・クルスが前回カンヌにやってきたのは2019年のこと。その姿は人々の脳裏に焼きついている。そして今回、第79回カンヌ国際映画祭ではハビエル・アンブロッシとハビエル・カルボの『La Bola Negra (The Black Ball)』のためにやってくる。この機会に、これまでカンヌに登場した女優の姿を振り返ろう。

ペネロペ・クルスがカンヌのパレ・デ・フェスティバルの階段を歩くのは2019年以来のことだ。しかも今年の第79回カンヌ国際映画祭では最注目女優の1人となっている。フューシャピンクのスパンコールドレスを着てやってきた初カンヌは25年前のことだった。ペドロ・アルモドバルのミューズは2026年5月21日、コンペティション部門参加作品のハビエル・アンブロッシとハビエル・カルボによる『La Bola Negra (The Black Ball)』を披露するため、伝説的な階段を上る。階段を上るのはこれで11度目だ。
1999年5月、弱冠25歳で彼女は初めてカンヌにやってきた。仲良しの映画監督ペドロ・アルモドバルとともに『オール・アバウト・マイ・マザー』を携えて。『ライブ・フレッシュ』(1997年)の2年後に撮ったこの作品は、女優と監督との唯一無二の長期にわたる協力関係の始まりとなっただけでなく、カンヌでは運命共同体であることを決定づけた。後にカンヌで女優賞が贈られた『ボルベール〈帰郷〉』も同監督の作品である。
そもそもペネロペ・クルスがクロワゼットに姿を見せたほとんどの場合は、ペドロ・アルモドバルと一緒だった。2006年の『ボルベール〈帰郷〉』、2008年の『それでも恋するバルセロナ』、2009年の『抱擁のかけら』、2019年の『ペイン・アンド・グローリー』などだ。そんな、切っても切れない関係のふたりだが、今年は初めて、別々にレッドカーペットを歩く。スペイン人監督アルモドバルは同じくコンペティション部門参加の新作『Amarga Navidad (Bitter Chrismas)』を携えて来場、こちらは5月26日に上映される予定だ。
変わらぬ華やかさ
この6年間カンヌから遠ざかっていたとしても、ペネロペ・クルスは依然として映画祭で核となる存在だ。登場するたびにエレガントな女優に魅了される。ディオール、シャネル、スワロフスキーなど一流ブランドで身を飾った52歳の女優は常に注目を集めてきた。今年もそうなるだろう。しかも今回は、コンペティション部門参加作品のロドリゴ・ソロゴイェンの『El Ser Querido (The Beloved)』のために5月16日にカンヌにやってきた夫の俳優ハビエル・バルデムとともに姿を見せることが期待されている。
2010年に結婚し、レオとルナという子ども2人をもうけた夫ハビエル・バルデムとともに登場するだろうか。ふたりが最後にカンヌのレッドカーペットにそろって姿を見せたのは2018年、アスガー・ファルハディ監督の『誰もがそれを知っている』で夫婦共演した際のことだった。夫婦での登場を期待しよう。
From madameFIGARO.fr
※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
- text: Louise Ginies (madame.lefigaro.fr)