「救われたいと思った」ブラッド・ピット、どん底の日々と7年間の断酒を破った理由を明かす。
7年間の断酒を経て、ブラッド・ピットはまた飲酒を始めた。アルコール依存であったことを何年もの間語ってきた62歳の俳優は、8月10日発売の「エスクァイア」誌で、再び飲酒を始めたことを明らかにした。「7年間、断酒していた。でも、また飲むようになった」と語りつつ、今後は飲酒量を抑えたいと考えているそうだ。「自信過剰から繰り返し過ちを犯してしてまった。『これはよくないぞ』と自分で思った」
現在は飲みすぎないよう、ワイン数杯にとどめているそうだ。「プロとしての自覚を保たねば」と語る。2025年6月、ダックス・シェパードのポッドキャスト「Armchair Expert」で、元妻のアンジェリーナ・ジョリーから2016年に離婚請求があった後、米国の断酒自助グループ「アルコホーリクス・アノニマス(AA)」に参加したことを明かしている。ここでアルコール依存を克服するための12段階プログラムに取り組んだ。友人のブラッドリー・クーパーの支えもあった。同時期、子どもたちの一部ともうまく行かず、結局マドックス、ザハラ、シャイロ、ヴィヴィアンは父親の姓を名乗らないことを選んでいる。同誌で俳優はこの問題について具体的に言及せず、単に「家族の問題」とだけ表現している。
どん底の精神状態

ブラッド・ピットは2025年8月に亡くなった母親についても語っている。家族の支えがあったものの、これがきっかけでどん底の精神状態へ追い込まれた。「自殺を考えたりはしなかった。ほんの短い期間を除いては。その短い期間には、そのことだけ考えていた。どうしようもなかった。八方塞がりだった」とインタビューで語っている。
それは辛くて「重苦しい」体験だった。彼は暗い考えに取りつかれていた。「実際に行動に移すつもりはなかった。でも、感じたんだ……頭に弾丸の冷たい金属が触れる感じがして、それが救いだった。そして『ああ、そうか、ようやく分かった。なぜ自殺するのか。救われたいんだ』と思った」。現在は、数年来のパートナーであるイネス・デ・ラモンととの暮らしに安らぎを見いだしたようだ。まもなくデヴィッド・エアー監督の映画『ハート・オブ・ビースト』が2026年9月25日に全世界同時公開される。
From madameFIGARO.fr
- text: Juliette Gurunlian (madame.lefigaro.fr)
- edit: フィガロジャポン編集部