「29年前、私たちはここにいた」ベッカム夫妻、運命の地ポルトフィーノへ29年ぶりの再訪。
イタリアの有名リゾート地、ポルトフィーノを休暇中に訪れたベッカム夫妻。29年前、ふたりが恋に落ちたことを誰も知らなかった頃、ここで落ち合った思い出の地だ。
この夏、ベッカム夫妻は「甘い生活(ドルチェ・ヴィータ)」を満喫している。8月16日、デビッドとヴィクトリア・ベッカムは休暇のひとコマをインスタグラムにポストした。この日、夫妻はポルトフィーノ沖にヨットを停泊させ、イタリアのリグーリア州の有名な町に上陸した。インスタグラムで公開されたのは街なかでのひとときだ。イギリスの元サッカー選手は港で海を背にして立つ妻を撮影している姿をパパラッチにキャッチされている。ふたりがこの地にやってきたのには明確な理由がある。
ポルトフィーノは夫妻にとって特別な思い入れのある場所なのだ。前回ふたりがこの地を訪れたのは1997年のことだった。当時は交際を始めたばかりで、誰にも見つかりたくなかった。「29年前、私たちはポルトフィーノの、まさにこのホテルにいました。私たちが付き合っていることを誰も知らなかった頃のことです。今日、ここに戻ってきました @victoriabeckham Portofino 97」のキャプションを添えてデビッド・ベッカムは妻ヴィクトリアとのツーショット写真や、妻がホテル・スプレンディードのテラスを歩く動画をポストした。元スパイス・ガールズも、夫と過ごす休暇の写真を2枚ポストした。「ポルトフィーノへ戻ってきました。すべてが始まった1997年のあの場所へ x 愛してる @davidbeckham」とキャプションを添えている。
伝説のホテル
ベッカム家の夏休みはずっとヨットで過ごすのが恒例だが、今回は陸に上がることを選んだ。ポルトフィーノでデビッドとヴィクトリアは1997年に宿泊したホテル、スプレンディドに再び泊まることにした。港町を見下ろす高台に位置するこのホテルは、イタリアを代表する高級ホテルのひとつ。現在はベルモンド・ホテルグループが所有しているが、16世紀にはベネディクト会の修道院だった。
その後使われなくなり、19世紀にイタリアの貴族バロン・バラッタの避暑のための別荘となった。1901年にルッジェーロ・ヴァレンティーニがホテルにするために買い取り、1902年に開業した。1950年代以降、スプレンディドは世界を飛び回る富裕層やセレブにとって、外せない滞在先となった。当時の著名な宿泊客には、ウィンストン・チャーチル、ハンフリー・ボガートとローレン・バコール、エヴァ・ガードナー、さらにはエリザベス・テイラーとリチャード・バートンらが名を連ねる。息をのむような眺望を備えたホテルの持つ雰囲気はまさしく「甘い生活(ドルチェ・ヴィータ)」。デビッドとヴィクトリア・ベッカムが滞在先に選んだのもうなずける。
From madameFIGARO.fr
- text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr)
- edit: フィガロジャポン編集部