「子どもを守るためだった」メーガン夫人、父との絶縁理由を初めて語る。マークル家の大きな問題とは。

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メーガン夫人の実家では、メーガンの父トーマス・マークル・シニアが児童ポルノ画像を所持していた疑いがあることで騒動となっている。この報道がされて以来、内部告発者に関しても、メーガン夫人に関しても、新情報が相次いで報じられている。

photography: aflo

先週、マークル家で一大スキャンダルが発生した。10月22日、「サン」紙をはじめ、複数のメディアが報じたのは、82歳のトーマス・マークル・シニアが児童ポルノ画像の所持という重大な疑惑の渦中にあるということだった。各メディアがこの情報を取り上げるなか、彼の娘でハリー王子の妻であるメーガン夫人はいち早く反応し、声明を出した。「この24時間に報道された内容に深く動揺しており、被害に遭ったかもしれない子どもたちのことを思っています」と彼女は述べ、さらに次のように続けた。「私が父と距離を置き、私たちの子どもと接触させないと決めた理由はただ一つ、子どもを守るためだったことを、これで理解していただけたことを願っています」。これまでの経緯を振り返ろう。

事件の発生

事の発端は2026年7月10日、メーガンの異母兄でトーマス・マークル・シニアの長男であるトーマス・マークル・ジュニアがFBIに連絡したことだった。この日、彼は当局に対し、フィリピンに住む82歳の父親の自宅で児童ポルノにあたる画像を見つけたと説明した。トーマス・ジュニアはできるだけ早く現場を捜索するよう当局に強く求めた。AFP通信が伝えたところによると、フィリピンのジョンビック・レムラ内務相は声明で、その後の対応を明らかにした。「フィリピン国家警察(PNP)は、トーマス・マークルなる人物が住んでいた場所を捜索した」とあり、「大量の児童ポルノ資料とノートパソコンが現場で発見された」と説明している。「ノートパソコンは現在、司法鑑定にかけられている」とも付け加えた。

しかしその後3カ月以上、事件は表沙汰にならなかった。10月22日、サン紙や「デイリー・メール」紙など複数のメディアが一斉に報じるまでは。サン紙によると、通報した長男は父親の自宅で段ボール箱を整理していて画像を見つけたときに「戦慄した」と語っている。彼は、9歳か10歳ぐらいの子どもたちが写った忌まわしい場面を見たと述べ、「想像しうる最悪の虐待画像」であり、「吐き気を催した」と付け加えた。ところがデイリー・メール紙の取材に対し、当の本人のトーマス・マークル・シニアはすぐに疑惑を断固として否定し、「卑劣な嘘」だと断じた。息子による主張は、「自分にかけられた最悪の疑い」だと考えているそうだ。

メーガン夫人は何を知っていたのか

事件はまだ終わらない。翌10月23日、トーマス・ジュニアの異母妹、トーマス・マークル・シニアが再婚したドリア・ラグランドとの間に生まれたメーガン夫人が声明を出し、「動揺している」と述べたうえで、予想外の事実を明らかにしたからだ。「2018年にロンドン警視庁と、王室および要人の警護担当部門に宛てて、一通の手紙が送られました。その手紙の内容は、のちに私にも伝えられました。そこには、父に対する不穏で憂慮すべき告発が記されており、捜査が行われていると私は聞かされました」

現在それぞれ7歳と5歳のアーチー王子とリリベット王女の母である彼女は、ハリー王子と結婚した2018年から、父親との関係を断っている。当時、英国のマスコミはメーガン夫人を容赦なく非難した。一部のメディアは、彼女を恩知らずで野心的な娘であり、英国王室に入り込むために家族を捨てることを選んだと伝えていた。

警察に宛てた手紙

それにしてもメーガン夫人が言及したのはどの手紙なのだろうか。メディア「ページ・シックス」によれば、これはトーマス・マークル・シニアの最初の妻で、2人の子ども、サマンサとトーマス・ジュニアの母であるロズリン・ラブレスが当局に宛てた手紙の可能性がある。彼女もまた、2019年に元夫を告発していたと伝えられる。スコットランドヤードに送られた7ページの手紙の内容は完全には明らかにされていないが、元夫から打ち明けられた話を伝えているそうだ。それによれば、彼は彼女に対し、とりわけ「フィリピンやタイに行ったのは、そこでは12歳の子どもとの関係が合法だから」と語ったという。フィリピンでは2022年から、性的同意年齢が12歳から16歳に引き上げられている。ロズリン・ラブレスは、トーマス・シニアを「ひどい父親」とも評していた。

メーガン夫人はその後、公の場で発言してはいないものの、新たな情報が浮上している。10月24日、サン紙はもう1通の手紙の存在を報じた。同紙によればそれは2019年、父親が入院していた際にメーガン夫人が父に宛てて送ったものだという。この手紙で彼女は、父には「孫たちを決して会わせない」と伝え、父に関する告発について警察に通報済みで、すでに捜査が始まっていると知らせたとされる。メーガン夫人は手紙が確かに病床の父の手に渡ったかを確認するため、病院の管理部門に連絡し、受領の確認まで求めたそうだ。

こうした情報はいずれもロンドン警視庁によって確認されたと、AFPは伝えている。同庁は、2019年にメーガン夫人の父に関する「複数の申し立て」を含む手紙を受け取ったと説明している。ところが当時、この文書は他国の警察当局、とりわけ当事者が居住していたフィリピン当局には転送されていなかったことも明らかになった。

メーガン夫人と家族のいまの関係は?

現時点でメーガン夫人は父方の親族の誰とも、公には連絡を取っていない。父親だけでなく、以前から対立が続いている異母兄に対してもだ。ひと癖ある人物のトーマス・ジュニアはこれまでメディアに繰り返し登場してメーガン夫人を中傷してきた。2018年、ウィンザーで行われたハリー王子との結婚式にメーガン夫人は彼を招待しなかった。トーマス・ジュニアは当時、チャールズ3世の息子に手紙を送り、結婚すれば「王室結婚史上最大の過ち」を犯すことになるとして思いとどまるよう促した。その手紙で彼は、メーガン夫人を「世慣れていて浅薄でうぬぼれた」女性と評し、名声のために家族を捨てたと非難していた。

しかし、父親への疑惑が浮上して以降、現在60歳のトーマス・ジュニアは発言を根本的に変えたようだ。これまで父の面倒を見てきた彼は異母妹に謝罪したと、サン紙が伝えている。「本当にごめん、メーガン。この9年間、僕は間違った人間をかばってきたと今ではわかっている。あれを見て、僕がかばい、世話してきた男は怪物だと分かった。君がなぜ父と口をきかなくなったのか、なぜ父をハリーにも孫たちにも会わせないのか、今ならはっきりわかる。(中略)僕たちの仲が良くないのは承知しているけれど、君が赤ちゃんだったころに抱きしめたことや、小さかった君の面倒を見たことは、今でも覚えている。だから、どうか僕の謝罪を受け入れてほしい。そして、君と君の家族の将来に、心からの幸せを願っていると知ってほしい」。トーマス・ジュニアが異母妹の気を引こうとするのはこれが初めてではない。メーガン夫人が今回、差し伸べられた手を取るのかどうかに注目が集まっている。

From madameFIGARO.fr

※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

  • text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr)