ファッション新時代のニューワード辞典/ 2021年春夏

膨らませるか絞るか、春のおしゃれディテール3選。

Fashion

2021年春夏コレクションで見つけた、注目のディテールをピックアップ。

Balloon Silhouette 
バルーンシルエット ]

風船みたいに希望がふくらむ、 パワフルなボリューム感。

コロナ禍で広がったネガティブなムードを吹き飛ばすように、 誇張されたバルーンシルエットが急増。服のアート性を表現したロエベは、コルセットの骨組みを捉え直し、ボリュームシルエットを提案。パトゥは、レイヤードと甘い色で作るパフィなドレススタイルを表現した。

Loewe

英国人アーティスト、アンセア・ハミルトンが壁紙としてデザインしたパターンをボリューミーなセットアップに。

Lanvin

可憐なパフスリーブはちょっぴりケープ風。レザーパンツでミニマルに着こなして。

Ulla Johnson

ミントブルーで甘くまとめたウラ ジョンソンのデイリーコーデ。

 

Simone Rocha

パフスリーブブラウスやバルーンスカート、パールを重ね、丸いシルエットを極める。

Alexander McQueen

袖とスカート部分をテクニカルなポリファイユ生地でビッグシルエットに仕上げ、 トレンチコートを刷新。

Patou

パトゥは、パリ・シテ島のアトリエでプレゼンテーション。服のファンタジーを表現したいと、ロマンティックなドレスが登場。

2枚重ねたブラウスとフェザー付きのパンツで華やかにドレスアップ。

Comme Des Garçons

凸凹のある異素材コーデで、テーマに掲げた“不協和音”を奏でる。

Cinch & Pinch
 絞ってつまんで ]

着こなしが見違える、スタイリングテク。

パンデミックを経て、必要最小限のベーシックなワードローブが注目された今季は、新しいスタイリングが浮上。 ウエストを絞る(=Cinch)ベルト使いと、バッグなどを手でつまむ(=Pinch)テクニックがモダンなスタイルの鍵。

Louis Vuitton

ウエストを見せるクロップト丈と太ベルトでくびれを強調。

Chloé

フラワーパッチワークのトップを3色ベルトで引き締める。

Tod’s

トッズはミラノの邸宅でムービーを撮り下ろし。ノットモチーフの黒ベルトでリラックスコーデにアクセントを。

Prada

トレンチコートの襟を立て、前を手でつまむ。ミウッチャとラフによる新生プラダは、身を守るようなジェスチャーで定番アイテムをアップデートした。

Fendi

フェンディ家の思い出が着想源。 ビーズを編み込んだニットのがま口バッグに手を添えて、上品な佇まいに。

Fishnet
 フィッシュネット ]

モードな編み目で、おしゃれ感覚をキャッチ!

海から大地への循環をテーマに掲げたバーバリーや、窓から見える自然の景色をモチーフにしたフェンディがこぞってフィッシュネットを提案。海や空など、自然界からのインスピレーションを反映したカラーや打ち出しが今季らしい。

Burberry

ラインストーンが輝くネットを重ねて、人魚姫のように。©Courtesy of Burberry

Longchamp

コットンのネットバッグが人気の仏フィルト社とロンシャンがコラボ。©Julia Andreone

Acne Studios

アクネ ストゥディオズのテーマは「光と自己解放、自己再生」。シルバーのメッシュドレスの上から、ラフなカットのエプロン風トップをレイヤード。

Fendi

空の色をグラデーションで表したメッシュバッグが、夕陽のようなオレンジの靴とマッチ。

Dries Van Noten

黒×白のコントラストでメッシュを強調。青空背景のビジュアルが爽快。©Viviane Sassen

*「フィガロジャポン」2021年3月号より抜粋

texte : MAKI SHIBATA

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/fashion/210413-trend-silhouette.html