勇気を胸にくれる、フレッドの最新ネックレス「ソレイユ ドール サンライズ」が誕生。
時計とジュエリー、永遠のパートナーともなりうるこのふたつ。だからこそ、ブランドやそのモノの背景にあるストーリーに耳を傾けたい。いいモノにある、いい物語を語る連載「いいモノ語り」。
今回は、フレッドのネックレス「ソレイユ ドール サンライズ」の話をお届けします。
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FRED
SOLEIL D’OR SUNRISE

ジョイフルなメッセージを秘めた、太陽のモチーフ。
パリのフレッドから到着した最新ジュエリーは、太陽のような輝き。センターにセットされたダイヤモンドから放射する光のラインがグラフィカルにデザインされ、華やいだ美しさが心を捉える。「ソレイユ ドール サンライズ」と名づけられたこのネックレスは、胸元のまぶしいアクセントにも、そして心を勇気づけてくれるパワーアイテムにもなってくれるスペシャルなジュエリーだ。
ドラマティックな「ソレイユ ドール サンライズ」コレクションのインスピレーション源となったのは、101.57カラットもの大きさの色鮮やかなイエローダイヤモンド「ソレイユ ドール」。メゾン創業者の息子アンリ・サミュエルが1977年に手に入れ、センセーションを巻き起こした歴史的ジェムストーンだ。一時は顧客の手に渡ったものの、2022年に特別な巡り合わせによって買い戻され、再びフレッドを象徴するような存在になったという。

1936年にメゾンを創業したフレッド・サミュエルは、アルゼンチン生まれのフランス人。ジュエラーの家系に生まれ、28才の若さでパリ8区にブティックをオープン。いつも陽気で前向きで、人生を楽しんで生きるムッシュ・フレッドは、たちまち上流社会の名士たちを魅了して社交界の花形ジュエラーになった。
また彼がこよなく愛したのは、フレンチリヴィエラの暖かな気候やマリンスポーツ。そんな暮らしのなかで情熱的に生み出し続けていったのは、昼も気負わずに着けられてそのままディナーパーティにも行けるようなジュエリーだ。遊び心と自由な精神にあふれるムッシュ・フレッドは、ジャン・コクトーやベルナール・ビュフェといった当代きっての文化人やアーティストたちをも強く惹きつけた。彼はまさに太陽のようなジュエラーだった。
今年創業90周年を迎えたフレッドには、いまも創業者のエスプリが鮮やかな光を放って息づく。この「ソレイユ ドール サンライズ」ネックレスも、どこまでも快活に日々を楽しむ女性たちを讃えるかのよう。日の出の柔らかく暖かな光と、天頂から降り注ぐ日差しを表現したネックレスは、エレガントでいながらも生き生きとした躍動感に満ちている。身に着ける人を元気づけ、前へと進ませてくれるパワーを秘めたデザインだ。
たとえ人生の困難な時にあっても、いつも太陽の熱を心に宿して生きよう――このネックレスからは、そんなポジティブなメッセージが伝わってくる。
本間恵子
ジュエリー&ウォッチジャーナリスト
京都経由で滋賀県のMIHO MUSEUMに行き、紀元前の黄金細工の大コレクションを拝見。現代のテクノロジーに負けない古代の超絶技巧がすごかった……。
フレッド カスタマーサービス
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https://www.fred.com/jp/ja_JP/
- photography: Ayumu Yoshida
- styling: Tomoko Iijima
- text: Keiko Homma
- editing: Mami Aiko
*「フィガロジャポン」2026年7月号より抜粋