【Weekly連載 34】旅の楽しみ、憎めない海の仲間たち。
caoの心の育て方。
今週も旅先のウフフなお話を――。
よろしかったら、お付き合いください。
地球の生き物、植物や昆虫、爬虫類、哺乳類などはすべて仲間、な~んて思っている。彼らは本能というピカピカな生き方をしているんだよね。
だから、怖さや興味心から触れ合ってくるの。
そりゃーもう、全力投球でね!
全力投球をドーンと来い!と、迎え受けるのは結構キツイ。
いや、結構ではなくて大概はキツイ。
でもね、興味心全開でも、じゃれあうことができる生き物もいる。
それはきっと誰もが好きであろう、イルカです。
今回書かせていただくイルカ、群れだからイルカたちかな…
年に数回ほどお会いしているのですが、じゃれあい方に戸惑っています。
海を楽しみたいわたしは、
お日様に弱いので、海の中へ中へとわたしの興味や楽しみが募るのだけど、
ダイビングやシュノーケリングをしていると、必ずと言っていいほど、イルカの群れに浮上させられてしまう。
わたしが溺れていると思っているのかな?
ならば、ありがとうなんだけど…
えっ
もしかして、溺れているようにみえる泳ぎ方なのか?!
うーん
心当たりがないわけではない
気持ちよく泳いでいるのに、何故か救助されたことがある。2度も…
だとしたら、ショックはおっきいぞっ
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泳いでいる(?)わたしに、イルカたちは代わる代わるカラダをこすり付けてきて、わたしをのぞき込み、おしゃべりが始まる。
初めて会ったときは、イルカたちのおしゃべりしている音色に緊張感があったけど、
いまは、おしゃべりの音色がとても心地いい。
だから勝手にお遊び、じゃれあいなんだろうと思っているの。
海に住む動物と触れあえる、これがピカピカの本能だということ、そのことがうれしく、たまらなく楽しい。
と、思いつつ…
初めて会ったときもいまも、
海に潜りたいの、だから潜らせてくれ〜と、イルカの群れの中でジタバタしています。
ジタバタすればするほど、海の中が一気ににぎやかになるのだけれど、それに引き換え、わたしの願いが叶うのはドンドン遠のくような感じがして…
複雑なシアワセです。
みなさん
地球にいる、地球に在る仲間たちとの触れあいを楽しんでいますか。
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photo : cao, illustration : MARIKO ENOMOTO