人間力が問われるAI時代に突入、AZの数秘術で人生の棚卸しをしよう。
2026年は、数秘術において9年サイクルの新たな時代が始まる年。AIが進化を続ける中、これからの時代に不安を抱く人も少なくないだろう。だからこそAZが提唱するのは、人間的な暮らしを楽しみ、人間力を磨く重要性だ。

アズ/AZ
パリコレ出演歴もあるモデルとして活躍後、数秘術に開眼。YouTube「AZチャンネル」では運勢や生き方についてライブ配信。占いを取り入れたライフスタイルブランド、ATOZのも手がける。
@az.momoharu
古代ユダヤを発祥とするカバラの智慧を起源とする数秘術。AZは、1〜9に加え、11、22、33のゾロ目を含む12の数字が持つエネルギーや意味をもとにあらゆる事柄を読み解く。1桁もしくは3つのゾロ目になるまで生年月日を一桁ずつ足して算出された数字からは、個人の性格や才能、運勢が浮かび上がる。また時代の流れを9年サイクルで捉え、西暦から算出した数字によって時代の流れも見えてくる。今年は2026年(2+0+2+6=10→1+0=1)で「1」の年となり、新たな物語の幕開けとなる。
「数秘術では、1で始まり、2〜5で成長し、6〜9で締めに向かっていく。昨年まで続いてきた9年間の物語が終わり、今年は振り出しに戻った状態。以前のやり方が通用しなくなり、同じことをしているのに今年は手ごたえを感じにくい人もいるはずです」
2023〜25年はキャリアが花開いたり、大きなチャンスに恵まれた人もいるだろう。しかし一方で、自身の範疇を超えたところまでエネルギーを広げていたかもしれない。26年は広げすぎた風呂敷を自身の器へと引き戻し、新しいスタートを切る感覚だ。さらに、同じ1の年でも、前時代の始まりだった2017年とは質が異なるという。
「中身を構成する数字の要素が違うんです。奇数で構成された2017年は、シャープかつ勢いのあるスタート。1と7が入っているので、ひとりで始める人が多かった。SNSやYouTubeが普及して独立する人が増え、既存の生き方や働き方が大きく変わったと思います。それに比べて、偶数のまろやかな数字で構成されている2026年はゆったりとしたスタート。2と6は調和や受容の数字です。ひとりで突っ走るのではなく、誰かと一緒に進める中で物事が始まるでしょう」
一見すると、AIの急速な進化は人間関係を希薄にしているようだが、AZはむしろ逆の可能性を指摘する。
「2020年代から30年代にかけて、日々の暮らしや楽しみが人生の中心になっていきます。AIが作業を担ってくれることで、家族や友人と過ごす時間が増えて、人間的活動を取り戻すことができます」
一方で、AIによって仕事や役割が失われることを恐れる人も多いだろう。
「確かに仕事が減って、選択肢が狭まることはあるでしょう。でも仕事の正確さや能力をAIが補ってくれるならば、今後必要となるのは、仕事の出来ではなく人間力やパーソナリティです。学歴や能力重視だった採用が、おもしろい、明るい、良い人といった基準へと変わっていく。AIが進化した先に残るのは『一緒にいると楽しい』といった人間的な感覚です」
こうした変化によって、これまで通用していた価値観が機能しなくなる。今後の9年間で意識すべきは、人間力をどう磨いていくかということだ。
「これまでは、勉強や資格、技術を身につけることが成果に繋がっていた。外側にある正解に向かって、階段を上っていくイメージでした。でも、これからは自分の内側に正解がある時代。それを求めて自分自身を見つめ、自分の中にある感情や言葉を探し、自分がどんな人間なのかを知ることが大事です。その手段としてジャーナリングや手紙を書く、人と会話をするなど、身体から言葉や表現を生み出していくことがおすすめ。新聞や本を読むようなアナログな行為も身体感覚を呼び起こす鍵。自分の思考を辿り、自身を理解しようとしてほしい」
AIによって社会のスピードが加速し、それに適応しようとするほど人間的感覚を失う。気付いた時には、自分の内面がわからなくなっているかもしれない。
「2030年代に入ると、3の数字によって生み出す時代へと移行していく」という。次の時代に備えるためにも人間力を磨き、内面性を豊かに育てていきたい。いま、人間らしく生きようと日々を積み重ねることが、5年後、10年後の幸せを拓くだろう。
自分の運命数の算出方法
自分の運命数は、生年月日の中にある数をすべてバラバラにし、1桁になるまで足し算した数字。計算途中で、11 、22 、33 のゾロ目の2桁になった場合は、それを運命数として考えます。
(例)1987 年2月19日生まれの場合
1+9+8+7+2+1+9=37 → 3+7=10 → 1+0=1 → 運命数1
【運命数別にチェック!】
- editing: Momoko Suzuki
- illustration: Kazuki Nishizawa
*「フィガロジャポン」2026年8月号より抜粋