10年ぶり!待望の「マリメッコ展」が京都・東京・広島ほか全国を巡回。

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鮮やかな色彩と大胆なプリントが愛され続ける、創業75周年を迎えたフィンランド発のデザインハウス、マリメッコ。その大規模巡回展『マリメッコ展 模様のちから Marimekko: Art of Printmaking -Beauty, Dream, Love』がいよいよ開幕。京都文化博物館を皮切りに始まる、本展の見どころを押さえておこう。


色や柄だけじゃない、世界中で愛される理由は?

マリメッコの創業者 アルミ・ラティアと代表的な柄のウニッコ
左:アルミ・ラティア(1912-1979) Photo: Matti Saanio / The Finnish Museum of Photography 右:《イソ ウニッコ》マイヤ・イソラ(1964/2023) © Marimekko Oyj Suomi-Finland Maija Isola 1964/2023

マリメッコが誕生したのは、1951年のフィンランド。戦後復興期の空気のなか、創業者のアルミ・ラティアは、布を単なる素材としてではなく、人の気分や暮らし方を変えるものとして捉えた。夫ヴィリヨ・ラティアが営んでいたプリント工場を背景に、若いアーティストたちの自由な発想を取り入れ、大胆なファブリックデザインを次々と生み出していった。

機能的であること、日常に寄り添うこと、そして何より、使う人の心を前向きにすること。マリメッコのプリントには、暮らしそのものを明るく解き放とうとする思想が息づいているのだ。

1960年代から近年までのファブリックが登場

マリメッコ展 模様のちから 京都文化博物館
さまざまな年代のアートワーク、スケッチ、切り絵などを通して、ひとつの模様がどのように生まれ、布となり、暮らしの中へ広がっていったのかをたどることができる貴重な機会に。

<見どころ①>

本展では、ヘルシンキにあるマリメッコ自社の「プリント・ファクトリー」を題材にした、アートユニット「plaplax」による映像インスタレーションも登場。職人の手仕事に宿るダイナミズムと映像表現が融合する空間で、デザインが産声を上げる瞬間を体感できる。

<見どころ②>

さらに、デザイナー・皆川 明による新作インスタレーションも見どころのひとつ。マリメッコとの対話を重ね、独自の視点でブランドを再解釈する試みは、マリメッコが大切にしてきた「クリエイティブな共同体」という精神にも通じている。

京都旅の目的に、あるいは東京でのアート散歩に。マリメッコが大切にしてきた、Beauty、Dream、Loveへの想いをぜひ体感して。

『マリメッコ展 模様のちから
Marimekko: Art of Printmaking -Beauty, Dream, Love』

KYOTO
会期:2026年7月4日(土)〜9月6日(日)
会場:京都文化博物館 4・3階展示室
開室時間:10:00〜18:00、金曜は19:30まで
休館日:月曜、祝日の場合は開館し翌平日休館
※入場は閉室の30分前まで。

TOKYO
会期:2026年10月3日(土)〜12月20日(日)
会場:東京都庭園美術館 本館+新館
※日時指定予約制。

HIROSHIMA
ひろしま美術館
2027年1月~3月 (予定)

北九州、富山、名古屋、長崎ほかへ巡回予定

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