南大門市場や景福宮へ、週末韓国大人旅。【岡尾美代子の雑貨ヘイ!ヘイ!ヘイ!】
おいしくて楽しい、韓国での気ままな週末。

今年2度目のソウルへ。2月に雑誌の取材で来た時は寒くて、街の景色もグレイッシュだったけれど、いまは街路樹には瑞々しい若葉、そしていい香りのするライラックやツツジの花が満開の春のソウル。そういえば春に来たのは初めてかも。
宿は一棟貸しの韓屋(ハノク)。ここで滞在日数もエアーも別々の友人たちと合流して、週末を一緒に過ごすという大人旅。さあ、何をしようか。いや、何を食べようか、だな(笑)。そんなわけでまず向かったのはコングクスの店。コングクスは豆乳スープの冷たい麺。初めて食べたのだけれど、これがしみじみおいしくて、今回の旅でいちばん好きだったな。
その後は南大門市場をパトロール。目玉焼きやトースト、玉ネギ(なぜ?)という力作揃いのチャーミングなアクリル毛糸たわしの屋台を見つけて大興奮! 気になっていたキムチ用タッパーも無事購入。市場に来るとつい気持ちが盛り上がってしまう自分(笑)。こういう庶民的な場所からおしゃれなカフェへ、そして立ち食い焼き肉の後に高級ホテルのグロサリーでキムチを買うという、両極端な世界を自由に行きするザ・旅行者となって初日を満喫。翌日は念願のソウル工芸博物館、景福宮(王宮)、国立古宮博物館巡りを。景福宮が広すぎて、もう足が前に出ません!ってくらい疲れたけれど、すべてが素晴らしかった(“本物”ってすごい)。民族衣装を着た観光客が大勢いて、まるでコスプレ会場のようになっていたのにはびっくりしたけれど(笑)。でもみんな楽しそうで、笑顔で。それを眺めるのも楽しかった。そんなソウルの休日。

Miyoko Okao
スタイリスト。宿泊した韓屋は中庭があり、室内は北欧風にリノベーションされていて快適に過ごすことができた。良い宿でした。@miyokookao
- photography&text: Miyoko Okao
*「フィガロジャポン」2026年7月号より抜粋