世界中を虜にする注目のうつわ作家6人。

世界中を虜にする日本のクラフトマンシップ。陶磁器やガラス、木工品をモダンに昇華し、現代的な和を表現するいま注目の6人若手作家をご紹介。日常に溶け込み、暮らしを豊かにするジャパンメイドの逸品を手に入れて。

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鏡原愛莉

八角小皿（φ10.5×H1.5cm）各￥3,960、高台皿（φ12.5×H10.5cm）￥8,250／ともにムーア ギャラリー

細かなクラックのある特徴的な作風に加え、台皿には高さを持たせ、八角皿にはラインのデザイン性をプラスするなど、和食器に見られる意匠をモダナイズするセンスも抜群。香川県さぬき市で作陶する。

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鈴木絵里加

ダルメシアンボウル（φ10.5×H6cm）￥3,520、ダルメシアン深皿（φ21×H5cm）￥8,470／ともにデプス

陶芸を軸にうつわ、アクセサリー、アートピースとジャンルを自由に横断し、生活を彩る作品を展開。スタイリッシュな作風のなかでも、ドット柄のこちらは和のエッセンスを感じさせる。

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金城貴史

楓の長匙（37.5cm）￥8,250、胡桃のお玉（29cm）￥8,250、栗のしゃもじ（22.5cm）￥5,830／以上ラパン アートギャラリー

硬く丈夫な楓、木目の柔らかな胡桃など木の特性を生かしたお玉やしゃもじ、カトラリーを専門に制作。混ぜやすさや口当たりを研究し尽くして生まれる日用品は、抜群に使いやすいとリピーター続出。

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野口寛斉

花器「Jomon」（φ15×H17.5cm）￥169,400／ラパン アートギャラリー

ミュージシャンを経て陶芸家に転身。テクスチャーのある白い陶器をキャンバスに、黒色の太い筆を動かして思うままに描くモノトーンの作品には、同じものがひとつとない。品格を宿す花器はアートとしての評価も高く、海外からも注目を集めている。

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RUKA GLASS

ワイングラス（φ6×H17cm）￥9,900、フラットグラス（φ11×H6cm）￥7,700、一輪挿し（φ4×H20cm）￥12,100、カクテルグラス（φ7.5×H12.5cm）￥8,800／以上エスメテナショップ

東京のガラス工房で学び、2023年に作家活動を開始。ガラスがなりたい自然な形を生かして作ることで、愛らしいフォルムを生み出す。

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四海大

ブルーの堅手碗（φ11×H7cm）￥5,500、ブラウンの塩伊羅保碗（φ13×H8cm）￥5,500／ともにアエル

栃木県益子町で活動。自ら掘り出した原土を用い、蹴ロクロで成形、薪窯で焼くという昔ながらの焼き物の作り方をしながら、すっきりとモダンな和食器を生み出す。土の表情豊かな飯碗がおすすめ。

＊「フィガロジャポン」2025年7月号より抜粋